「推しにお手紙を書く」オタクがファンレターを書く時に心得る3つのポイント

アイドルとオタク

2018513日(日)、煌めき☆アンフォレントの花乃木りおなさんがグループを卒業した。

何を隠そう、花乃木りおなさんは僕の推しメンだ。

この卒業にあわせて、人生で初めてファンレターというものを書いてみた。

実際に筆をとってみた中で、ファンレターを書く方法として気をつけるべきポイントを感じたので、この記事で紹介する。

初めてファンレターを書く方のお役に立てばと思う。

ちなみに、アイドルオタクの場合、常日頃から毎現場ファンレター(一言メッセージ含む)を渡しているケースもある。

今回の記事は、そのようなケースではなく、卒業や生誕(誕生日)などの「節目」に合わせたファンレターの書き方を紹介しているのでご承知いただきたい。

推しへの手紙│何を伝えるか?を明確にする

まず書き始める前に、この手紙で推しメンに何を伝えたいか?リストアップしておくのが好ましい。

生誕なら「誕生日おめでとう」などの「お祝いの気持ち」を伝えるのがしっくりくる。

今回、僕の場合は卒業だ。

卒業といっても、

  • 芸能活動を続けるのか?やめてしまうのか?
  • めでたい卒業なのか?めでたくない卒業のか?

といったように卒業の背景によって、伝える内容も異なってくる。

今回の場合、卒業の事実しか伝えられておらず、芸能活動を続けるのかどうかは分からなかった。

加えて、直近で不祥事はなかった。

さらに、卒業発表の直前に行われたイベント(2018年04月22日(日)リリイベ@近鉄パッセ)でも推しメンはめちゃくちゃ明るかった。

だから、揉め事なんかは無かったと推測できる。

そんな状況で僕が推しメンに「何を伝えるか?」と考えて決めたこと、

それは「ありがとう」だ。

そう、「感謝の気持ち」である。

推しへの手紙│伝えたいことは冒頭に持ってくる

あくまで僕の考えだが、伝えたいことを手紙の前半(はじめの方)に持ってきたほうがよいと考える。

長い文章であればなおさらだ。

そもそも全文読んでもらえると思って書いてはいけない

もちろん推しは全て読んでくれると信じているが、書く側の心構えとして、全て読んでもらえるとは思わない。

これはブログ論にも通じることであり、こんなところでブログ経験が役に立った。

手紙の前半(はじめの方)に一番伝えたいことを書いてしまえば、そこからは気が楽になり、スラスラと筆が走った。

僕の場合、感謝の気持ちをはじめに書いて、以降は推しメンとの思い出や、感じたことを思うままに書いた。

答えは返ってこないし、聞くこともできないと分かっていながら質問も書いた。

特典会では伝えきれないこと、他愛も無いことを駄文と承知の上で書いた。

卒業なので、「もう二度と気持ちを伝える場がないかもしれない」という気持ちがそうさせた。

全文読まれない」なんて書いたが、おそらく、きっとアイドルは全て読んでいると思う。

これは、これまでオタクをしてきて感じたことだ。

少なくともアイドルはツイッターのリプをよく見ている。

アイドルがよく言う「みんなからのリプ読んでるよ」は、 オタクを始めた当初は嘘だろって思っていた。

だが、あれはきっと本当だ。

経験上そう感じる。

だから手紙もきっと読んでいるだろうし、 想いは届いているはずだ。

推しへの手紙│ファンレターの渡し方

渡し方として考えられるのは

  • 特典会で直接手渡し
  • 現場でプレゼントBOXや運営に預ける
  • 郵送する

3つだ。

中でも「現場でアイドルに直接手渡し」が理想的である。

確実に本人の手元に届くし、face to faceで顔を合わせて渡せられるので「誰からの手紙か?」という情報もインプットされやすい。

しかし、特典会でプレゼントを手渡しできるグループとそうでないグループがある。

手渡しできないケースの場合、現場にプレゼントBOXが設置してあることがよくある。

このプレゼントBOXにオタクからのプレゼントや手紙を預けることができる。

最後に、郵送という手段がある。

  • 現場に行けない
  • 卒業後にファンレターを書いた
  • そもそも特典会もプレゼントBOXもない

といった場合、郵送が一般的である。

また、手渡しできる状況にいながら、あえて郵送という手段もいいだろう。

時間差で届く意外性があるかもしれない。

僕の場合、郵送で送ることにした。

理由は単純で現場に行けなかったからだ。(まあいろいろあって行けなかった)

推しの所属事務所に連絡をとり、宛先を教えてもらった。

82円切ってを貼り、ポストへ投函。

手紙を出す習慣がないので、本当に届くか不安が残る。

そういった意味では手渡しがベストだ。

推しへの手紙│シャーペンかボールペンか?

ファンレターはボールペンで書くべきと考える。

シャーペンや鉛筆で練習書きをしてから、ボールペンで清書するのがベストだ。

なぜシャーペンではなくボールペンなのか?

その理由は「簡単に消えない」からだ。

私の(あなたの)推しへの気持ちは、簡単に消えてしまうようなものではない。

なんなら永遠に刻まれるべき文章だ。

消しゴムで簡単に消えてしまうシャーペンで、推しへの気持ちを記すなんてもっての他だ。

従って、ファンレターは消えないボールペンで書くべきというのが持論である。

油性ペンでもOKだ。

それから、レターセットの選択も重要だ。

レターセットは様々なデザインの商品が売っている。

推しメンの担当カラーに合わせたデザインを選んだり、推しメンの好きなキャラクターがあれば、それがデザインされたものを選んだりすると良い。

封筒と便箋の枚数も確認して購入しよう。

手書きで書く場合、字を間違えたら書き直せるように余裕を持った枚数で購入しよう。

ちなみに僕が選んだレターセットはこれ。▼

筆記用具はボールペンのジェットストリーム 黒0.38mmで、細いボールペンをチョイスした。

細い方が字を小さく書きやすいので、たくさん文章が書けると思ったからだ。

ただ、このレターセット、和紙でできていて、ボールペンとの相性が悪かった

ボールペンの走りが悪く、書きにくかった。

ジェットストリームはスルスルと書けて、好きなボールペンだったが、和紙には合わないことがわかった。

レターセットの素材(紙質)にも注意が必要ということだ。

推しへの手紙│差出人を書くときのポイント

心残りなのは差出人としてSNS(ツイッター)のIDを書き忘れたことだ。

差出人として書いたのは筆者のニックネームのみだ。

同じ名前のオタクがいたら、どいつだ?と思われてしまう。

手紙の内容から僕であることは特定してもらえると思うが、誰からの手紙かはっきりさせておいたほうがいいと思った。

ましてや差出人を書かずに渡ってしまったら、もはや嫌がらせだ。

恐怖さえ感じるかもしれない。

なので差出人を書くときはSNSのアカウントIDもあわせて書くことをオススメする。

ちなみに、差出人として本名や住所なんて書かなかった。(書いても意味が無いと思った)

だから、もし宛先が間違っていても、戻ってくることはない。

確実に届けたい場合は、差出人の本名や住所を書くことも選択肢の一つであるが 各々で判断してほしい。

おわりに

ツイッターなどのSNSでメッセージを送ることができるのでファンレターは必要ないかもしれない。

しかし、手書きで手紙を書くことがもたらすメリットもある。

今回、自分の気持ちを整理する上で手紙を書くことが役に立った。

過去にさかのぼって、推すキッカケやこれまでの活動を振り返るなど、じっくり考えることができた。

手書きで書くことで、汚い字ではあるが想いは込められたと思う。

きっと僕にとっては最初で最後のファンレターだ。

さて、この記事ではファンレターを書く時に注意するポイントを紹介してきた。

僕と同じように最初で最後のファンレターを書く方にとって、この記事が参考になればと思う。