約4年前、金子眼鏡の職人シリーズ「泰八郎謹製 premiere Ⅰ(プレミア1)」 を購入しました。
泰八郎謹製のプレミアシリーズと呼ばれる商品のひとつです。
おしゃれで良いメガネをひとつ買って、長く使おうと思っての購入です。
これまで約4年間、大事に使ってきました。
そんな愛用する泰八郎謹製について、レビューします。
お手入れ方法や、メンテンスについても紹介しています。
購入を検討されている方の参考になればと思います。
Contents
泰八郎謹製│購入当時の状態
泰八郎謹製の価格は高めのお値段で、購入には勇気が必要でした。
泰八郎謹製 プレミア1のカッコよさに惚れ込んだのが購入を決めた理由です。
レンズは一番薄いものにしたので、こちらもお高くなり、フレームと同じくらいの価格だったと記憶しています。
僕は視力が相当悪いのでレンズがかなり分厚くなります。
フレームが細いメガネだとレンズがはみ出ます。
それがイヤで、なるべく太いフレームを探していました。
泰八郎謹製はその要望にも合います。
って思って買いました。
購入した店舗は当時、名古屋ナディアパークに入っていたCOMPLEXという金子眼鏡の直営店です。
現在は店舗名称が金子眼鏡店に変更されています。
購入当時の状態は以下の写真になります。
泰八郎謹製│購入から4年使用した状態
購入から4年経った状態です。
平日は毎日使っています。
休日はコンタクトレンズ 時々 泰八郎謹製。
家にいるときは家用の別のメガネを使用しています。
平日は毎日13時間くらい使っていますから、使用頻度は高いと思います。
そんな使用頻度で、4年間愛用してきた状態です。
写真でどうぞ。
写真ではわかりにくいですが、フレームの耳にかかる部分は白っぽくなっています。
また、“Premiere”の文字は一部が消えかけています。
これは仕方ないかなと思います。
黒縁フレームを使っていたら、こうなるものですかね。
あと、レンズが少し黄色っぽいのですが、これは最初からなのかわかりません。
それと、使っていて感じるのは、フレームのネジがゆるくなることが少ないです。
今までのメガネは、すぐにネジがゆるくなってドライバーで締め直していました。
泰八郎謹製はネジの緩みが圧倒的に少ないです。
その他、特に目立つ傷もなく、これまで使用するのに支障があったことはありません。
キレイに使えている方でしょうか。
物持ちが良いという自負はありますw
泰八郎謹製│お手入れ方法
4年間使用しても美しさや存在感を維持していくには、お手入れが欠かせません。
お手入れ方法は、基本的に毎日、使用した一日の終わりに
- メガネを水で洗って、
- ティッシュで拭き、
- メガネ拭きで拭いています。
購入時、店員さんから
と言われました。
そのとおりに手入れをしています。
冬は水が冷たいので、お湯で洗いたくなりますが、ダメです。
お湯で洗うとフレームのコーティングが剥がれてしまいます。
お湯、ダメ、ゼッタイ。
それと、2〜3週間に一回、写真の緑色のメガネクリーナーを使って手入れをしています。
メガネ購入時、店員さんに言われるがまま、同時購入しました。
パール スペリアル-Cという名称です。
説明書きには、
レンズをクリーニングしながら表面にクリアな被膜をつくり、汚れをつきにくくします。さらに紫外線を防ぎ表面コートの劣化も防ぎます。除菌・帯電防止効果もあります。
とのこと。
手順としては
- メガネを水で洗って、
- ティッシュで拭いたあと、
- このクリーナーを拭きつけて、
- ティッシュで拭き、
- 最後にメガネ拭きで拭いています。
クリーナーはフレーム、レンズの両方に使っています。
泰八郎謹製│メンテナンス(フレームの磨き)
メガネを店舗に持ち込んでメンテナンスを依頼することができます。
フレームの白くなった部分を磨いてもらうことができるのです。
- 料金は3,000円
- 期間は3週間
メガネを鯖江市に送って、職人さんが一本一本磨くそうです。
そのため3週間くらいかかるということでした。
店員さんいわく、メンテナンスは夏が終わった頃に出すのがオススメとのこと。
夏は汗をかいて、脂でベトベトしやすいです。
セルロイドのフレームは汗や脂に弱いため、ひと夏を過ごしたあとにメンテナンスに出すほうがより長持ちするそうです。
ちなみに、お盆休みの間は鯖江市の工場もお休みなので、お盆期間を挟むとより時間がかかってしまうということでした。
それと、メンテナンスができないケースもあります。
それはフレームに傷が入っている場合です。
以下の写真にあるような細かい傷です。
照明が当たって白くなっているところの周りに見られます。
細かい線がササーッっといくつも入っているのがお分かりいただけるでしょうか。
パッと見では分からず、じっくり見ないと分かりません。
この傷があると、フレームを磨く際、フレームが割れてしまうそうです。
強い圧力をかけて研磨するので、この傷をきっかけにしてフレームにひびが入り、割れてしまうそうです。
実際、僕がメンテナンスを依頼しに行ったとき、フレームが傷があったのでメンテナンスを受け付けてもらえませんでした。
4年くらい使っていると、傷が入ってしまうそうです。
泰八郎謹製│使用感とかけごごち
使用感は、耳は痛くならないし、鼻の部分も痛くならない。
夏場なんかは鼻や耳に脂や汗があると滑って下がってくるが、 これは仕方ないと思っています。
正面の左右にあるシルバーのワンポイントがアクセントになって良い。
これは本物のシルバー(銀)です。
購入当時はフレームに艶があってキラキラしていました。
さすがに4年も使用していると購入時のツヤはありませんが…。
ツヤこそ失われていますが、メガネをかけたときの顔面に対する存在感は衰えることがありません。
あと、メガネ自体が少し大きいので、一般的なメガネケースにはなかなか収まらないというデメリットがあります。
購入時についてくる、純正のメガネケースもサイズがデカいです。
メガネケースさえも、存在感を放っています。
金子眼鏡│長く使うなら良いものを
僕のメガネ歴は長く、もう何十年と使用しています。
視力も相当悪いです。
メガネは生活に欠かせないもので、無くではならない必需品です。
もちろん、これからもずっと使うもの。
当時、次に買い替えるときは、少し高価でも構わないのでオシャレでカッコよく、長く使えるものがいいなぁと考えていました。
黒縁メガネでそういったモノが無いかなぁと。
そんなときに出会ったのが金子眼鏡の泰八郎謹製です。
当時、ファッションブランド(SOPH.など)とのコラボをよく見かけていました。
フレームの裏に刻印された「泰八郎謹製」という漢字の並びもカッコいい。
もちろんメガネの形も。
金子眼鏡│泰八郎謹製とは?職人シリーズ
そもそも泰八郎謹製とは、福井県鯖江市にある金子眼鏡の職人である泰八郎さんが作っているメガネです。
金子眼鏡のホームページには職人シリーズとして以下のように紹介されています。
中学卒業後、眼鏡職人になるべくセルロイド職人のもとに弟子入りする。厳しい修行を重ね独立。現在にいたるまで約50年、セルロイド一筋である。その手から生み出される泰八郎謹製は「ノー芯」という伝統的な製法を用い、一本一本丹念に手磨きすることによってとても温かみのある、柔らかい質感に仕上がっている。
職人の手で作られたメガネです。
こだわりを感じます。
そのこだわりや製法に関しては以下のサイトに詳しく記載されています。
made in SABAE. 鯖江 のプレミアムメガネ。泰八郎謹製 Premiere Ⅰ
また以下のサイトには、”月産180本”、”一切機械に頼らない”とあります。
こういったこだわりや商品の細部を知るとより欲しくなりますね。
泰八郎謹製の価格は高めですが、良いものを長く使うという意味でオススメです。
おわりに
さて、泰八郎謹製の使用レビューをお届けしました。
購入を検討の方に役立てば何よりです。
自分にとっては、これからもまだまだ現役で使っていくメガネです。
高価だったこともあって、大切に使っています。
壊したり失くしたりしないように気をつけよう。
視力は下げ止まったかな。(回復はしてほしいが。)
次に買い替えるとしたら、見え方が変わったときか、気になるメガネを見つけたときかなー。
次はJINSで探そう。高価なメガネはなかなか買えない…
みなさんは、メガネって何年使います??
泰八郎謹製 プレミアシリーズ
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