ALISという会社がICOで資金調達を開始しました。仮想通貨を始めたばかりの初心者がICOに参加してみました。
参加と言っていますが具体的には、MyEtherWalletを通してALISトークンをイーサリアムで購入することになります。
以下、その購入手順です。このページを参考にしました。
Contents
MyEtherWalletにイーサリアムを入れる
こちらの記事を参照して下さい。
MyEtherWalletでのウォレット (お財布)の作り方とコインチェックからイーサリアムをウォレットに送る方法を記載しています。
僕の場合、「amount is too big」というエラーが出て一度失敗しています。送る金額は手数料を除いた金額を入力する必要があります。ご注意を。
ちなみに、ICOでのトークン購入にはイーサリアムがよく使われます。その他アルトコインでは買えません。ビットコインは対応している場合が多いようです。
ALISトークンを購入する(MyEtherWalletからイーサリアムをALISに送る)
次に、ALIS (https://alismediajp)のページを開きます。「 利用規約に同意する(I agree~~のところ) 」のチェックボックスをクリックし、「 CONTRIBUTE IN ETHER 」をクリック。
すると、以下の警告画面が表示されます。必ずウォレットからトークンを買う必要があるようです。正しく言うとERC20に準拠したウォレットです。ERC20に準拠していればMyEtherwalletでなくてもOK。
コインチェックなどの取引所から直接イーサリアムを送ってトークンを購入するとイーサリアムが消滅してしまうらしいです。詳しいことは分かりませんが… 怖い怖い。
画面の「OK」をクリック。
次の画面の「イーサリアム送付先アドレス(ETH ICO Contract Adress)」と「推奨ガスリミット(Gas Limit)」を後で使用します。「イーサリアム送付先アドレス」の文字と数字の羅列はコピーしておきます。この画面でも取引所から直接ETHを送らないようにと注意書きがあります。
MyEtherWalletを開きます。「Ether/トークンの送出」をクリック。 お財布を開きます。
財布を開くと、以下の画面が出てきます。宛先アドレスに、 先ほどALISのページで表示された「イーサリアム送付先アドレス(ETH ICO Contract Adress)」(アルファベットと数字の羅列)を貼り付けます。送出数量にトークン購入に使用するイーサリアムの数字を入れます。
ガスリミットは先ほどのALISのページにあった200,000を入力します。そして「トランザクションを生成」をクリック。
以下画面に切り替わるので「トランザクションの送出」をクリック。
警告!と出てきますので、内容を確認して、「はい、確かです。処理を実行します」をクリックします。
これでMyEtherWalletからイーサリアムをALISに送ったのでALIS トークンが購入できることになります。
エラー発生 ファンドが足りません
ここでエラーが発生してしまいました… 冷や汗です。僕のイーサリアム消えちやったのか?!
「ファンドが足りません。トランザクション送出元のファンドが不足しています。ガスとして使われるために、少なくとも0.01ETHがお財布上に必要です。」というメッセージ。
どうやら、送出数量の数字が間違っていたようです。僕はウォレットに預けたイーサリアムの全額を送出数量に入力しました。そうするとガスリミット=「手数料」を支払う分のイーサリアムが残らないので、手数料分は残さないといけなかったようです。
画面にある「残額をすべてを送出する」をクリックすれば、 自動的にいくら送出できるか入力されるので、すべて送出する場合はここをクリツクします。
そしてもう一度 「トランザクションを生成」、「トランザクションの送出」をクリックします。
するとまた赤表示でエラーが!!マジかよっ。エラーメッセージは「同じハッシュのトランザクションがすでにインポートされています。」なんのこっちゃ…… 失敗なのか? なんて思って結構あせりました。
まぁイーサリアム自体小額ですから失っても諦めはつきます。でもトークンは欲しいです。
ひとまず、参考にしたページの手順を進めます。(←落ち着け自分)
カスタムトークンを追加する
これをやれば、購入したALISトークンの数量が表示されるので、購入できたかどうかが分かるはずです。
「Ether/ トークンの送出」の画面右下にある、「カスタムトークンを追加」をクリック。
アドレスにALISトークンのアドレス「0xEA610B1153477720748DC13ED378003941d84fAB」 トークンシンボルに「ALIS」ケタ数に「18」を入力し「保存する」をクリック。
これでトークン残高が表示されるはず……….
表示ゼロ……
おーいマジかー!! 失敗なのかー?!
やり直しか? と思いながらいろんなところをクリックしてみました。
トランザクションの履歴を確認
画面「トランザクション履歴」の「ETH(https://etherscan.io)」をクリック。
するとこんな画面が。
んーよく分かんないなあ。英語だし。成功したか失敗したかはわからんなあ…
次っ! 「トランザクション履歴」の「Tokens(Ethplorer.io)」をクリック。
よくわかんねえ。
初心者がやっちゃダメだったか? なんて不安になっていたそのとき!!!
「処理状況を確認 」画面で、ハッシュ値(ハッシュナンバー? )を入力したら、こんな画面が!!
どうやら成功しているようです。赤字があればエラーのようですが、見当たらないので。
ハッシュ値はトランザクション履歴の「ETH(https://etherscan.io)」で表示される「TxHash」の値を入れます。
処理が成功しているということはカスタムトークンで追加したALISのトークンにも購入したトークン数量が表示されるはず!!
トークン購入できたよ!! (成功していた)
先ほどカスタムトークンで追加したALISトークンの表示にも数字が出てきました。やったー!! 買えたみたい。
おわりに
不安になりながらも、MyEtherwalletからイーサリアムでトークンを購入することができました。
これでALISプロジェクトのICOに参加(トークンをゲット)できたわけです。もう少し買い増ししようかな。 もうエラー無しでやれそうです。
このALISトークンがどこかの取引所に上場すれば、価値が上がり、先行者利益を得ることができるんですよね。たぶんそういうことだと思います。
そのまえにALISが目標金額まで資金調達できないとダメですね。あとはALISが調達した資金でビジネスをうまく展開できるかどうか。期待したいです。
他のICO案件にも参加してみようかなって思っていたところに、中国ではICOによる資金調達は違法だと判断され、禁止になってしまいましたね。チャートがすごいことになりましたね…
この先仮想通貨がどうなるか心配ですが、まだまだこれから仮想通貨は広まっていくのではと思います。「通貨」というより「ブロックチェーン技術」が広まって、世の中にいろいろな変化を生み出しそうですね。