僕の住む街(岐阜)では生鮮ドラッグストアがやたらと多く密集しています。
ここ数年で急激に増えています。
そして、売っている商品の価格が安い。
なぜ店舗が多く、商品が安いのか。
この記事で、ドラッグストアが多い理由、安い理由をご紹介します。
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もはやスーパー
ドラッグストアという呼び名からすると、薬屋というイメージが沸きます。
もちろん、薬も売っていますが、最近増えているドラッグストアは薬だけでなく、
- 野菜・肉・果物など生鮮食品
- 冷凍食品
- レトルト食品
- お菓子
- ソフトドリンク
など、食品が充実しています。
さらには、
台所用品やお掃除グッズ、シャンプー・コンディショナーなど、日用品も店頭に並んでいます。
え?もうスーパーじゃん、、って思います。
ドラッグストアといいながら、薬を置いているスペースは店舗面積の1/3くらいじゃないでしょうか。
岐阜でよく見かけるドラッグストア 5社
そんなドラッグストアで最近よく目にするのは、
- クスリのアオキ
- ゲンキー
- V-drug(V・ドラッグ)
- コスモス
- スギ薬局
思いつくだけで5社あがってきます。
そして5社すべて、僕の生活圏内に出店しています。
ドラッグストア巡りをやろうとすれば容易に可能です。
それも1店舗だけでなく、2店舗3店舗と、続々と出店しています。
そんなドラッグストアを僕はよく利用しています。
なぜかというと、安いからです。
そこらのスーパーより、食品や日用品が安いんです。
僕がよく行くのはクスリのアオキです。
クスリのアオキで激安品になっている商品は間違いなく安い。
いつも安いんです。
しかも激安品に選ばれている商品はメジャーな商品(人気商品)なので、よく消費します。
なので、かなりお得なのです。
生鮮ドラッグストアが安い理由と多い理由
しかし、なぜドラッグストアがこんなに増えているのか。
そして、なぜ食品や日用品が安いのか。
オープンする店舗が多いので、儲かっているんだろうなぁとは思っていましたが、この理由が気になっていました。
そんな時にこんな記事を見かけました。
この記事によると
ドラッグストアの最大の強みは、高い粗利を稼ぐ化粧品と医薬品だ。これを原資に、食品の大胆なディスカウントを行う。
なるほどー。
薬と化粧品の利益率がいいから、この利益を元に食品や日用品を値下げしているんだ…
そういえばドラッグストアに化粧品も売ってますね。
これがドラッグストアの食品や日用品が安い理由です。
さらに、顧客側の声も。
近くに住む40代の女性は、「野菜が手に入るようになり、遠くのスーパーまで行かなくなった」
たしかに、近くのドラッグストアで薬から食料品、日用品が手に入れば、1店舗で買い物が済みますね。
しかも安いとくれば、お客は自然とドラッグストアへ流れ込む。
特に地方の高齢者にとっては1店舗で買い物が済めば移動距離も少なくて楽です。
そりゃ、地方の生活圏内に続々と何店舗も建つわけだ。
うまいことできてるな。
これがドラッグストアが多い理由です。
やっぱりドラッグストア増えすぎ コンビニかよ
記事によると、
業界内の出店競争は年々厳しさを増している。中でも、ゲンキーが展開する岐阜、福井、石川、愛知の4県は業界内で「関ヶ原」といわれる全国一の激戦区。
石川県地盤のクスリのアオキホールディングス(HD)や愛知県地盤のスギHD、岐阜県発祥でバローHD傘下の中部薬品などが群雄割拠、それぞれの本拠地に進出している。近年は九州の雄・コスモス薬品も中部地方に進攻している。
おおー、わが町 岐阜は激戦区なのか、、、
どおりでドラッグストアが多いわけよ。
しかも冒頭に記載した「よく見るドラッグストア」の5社はすべて記事に記載されており、まさに激戦区といったところ。
加えて、
ドラッグストアの1店当たりの商圏人口は全国平均で約1万人。それに対し、岐阜県や福井県の商圏人口は6000~7000人台と少ない。幹線道路を車で走ると5分に1店は見掛けるほどで、その過密ぶりはコンビニに近い。
そうなんですよ。
車で走っているとドラッグストアは必ず見かける。
ホント、コンビニ並み。
久しぶりに通る道を走ったときなんかは、
こんなところにドラッグストアあったっけ?
またオープンしたんかー
っていう状況がよくあるw
新店舗のオープニングセールはかなり勝負しているなって感じます。
やっぱり激戦区だからでしょう。
オープンセールはめちゃくちゃ安いです。
株価も上がってます
クスリのアオキ、ゲンキー、コスモス薬品は右肩上がりですね。
V-drug(正しくは中部薬品(株))はバローホールディングスの子会社なので、直接的に株価には現れにくいですね。
(ちなみに、バローホールディングスはスーパーマーケット「バロー」を主に展開しており、岐阜県売上高ランキングでは2位。)
僕は株を持っていませんが、こういうの見るとやりたくなる、、、
目に見えて店舗数が増えていることを実感していましたから、あのとき買っていればと思ってしまいますw
おわりに
ドラッグストアが増えている理由は、
- 薬や化粧品の利益を元に、
- 食品や日用品を安く売ることで、
- 顧客獲得→事業拡大
という流れから店舗数が増えているということでした。
地方で競争が加熱している中、首都圏でもこういった流れが徐々に増えてきているそうです。
我々消費者側からすれば、食品や日用品が安く手に入るのはうれしいことです。
加えて、近くに何店舗もあれば、出かけた時に寄り道ついでに買い物ができます。
まさにコンビニ感覚。
ただ、これだけ数が増えれば、競争は激化します、
それぞれの店舗・会社で差別化や強みがないと、いずれまた店舗数は減っていくでしょうね。
僕はまだコスモスに行ったことがないので、今度行ってみたいと思います。