先日ジーパンを履いて子供と一緒に公園に行ったんです。
そこで滑り台を滑ったら、ジーパンのお尻の部分がうっすら黄色に汚れていたのです。
そう、滑り台の色が黄色で、そのペンキがジーパンに色移りしたのです。
気に入っていたジーパンだったのでショックでした。
ペンキの色を落とす(しみ抜き)の方法はないか考え、オキシクリーンを試してみることにしました。
果たして服に色移りしたペンキはオキシ漬けでしみ抜きできるでしょうか?
僕と同じような状況でお困りの方(少数かと思いますがw)に、うっすら付いたペンキをオキシクリーンで落とす方法をご紹介します。
すべり台のペンキ
子供と一緒に公園に行って、遊具で遊んだり、公園内を歩き回ったりと楽しんでいました。
遊具の中に滑り台があって、もちろん滑りました。
すべり台があったらすべりますよね。大人も。
滑り台は写真(奥)のようなカンジ。

黄色に塗られていますね。
この時は色なんて意識しませんでした。
デニムにペンキが色移り
十分楽しんで帰宅し、その日履いていたジーパンを脱いでみると、お尻の部分がうっすら黄色になっていたのです。

お尻に色移りが見られる

お尻に色移りが見られる
すべり台をすべったときにお尻に色移りしたのです。
これはショック!!
なんせお気に入りのヌーディージーンズ リーンディーンだったからです。
ペンキがべっとり付いたわけではなく、うっすらだったことが、不幸中の幸いです。
とはいえ、早く落とさせねばと思い、思いついた手段が以下の4つでした。
- 普通に洗濯機で洗濯する
- 水で手洗いする
- クリーニングに出す
- 家にあるオキシクリーンに漬けてみる
どうするのが一番いいのか分からず、迷った挙句、僕はオキシクリーンに託してみることにしました。
コストコで買ったオキシクリーンです。

オキシクリーンを選んだのは、どんな汚れでも落とす魔法の洗剤というイメージがあったからです。
そして、その魔法の洗剤を使ってみたいという好奇心が僕を動かしました。
オキシクリーンの使い方(控えめなオキシ漬け)
オキシ漬けでデニムのペンキ落としにチャレンジすることを決意しました。
しかし、オキシクリーンの能力が高すぎてデニムの色まで落ちてしまう危険性があるのでは?
と心配していました。
そんなビビりな僕は、超控えめな量でオキシ漬けしました。
オキシ漬けというよりは、タオルで浸み込ませるカンジ。
さて、それでは実践です。
以下に僕が実践した手順を紹介します。
ステップ1 マスキングする
お尻の部分にオキシクリーンを漬けるわけですが、すぐそばに、デニムのバックポケットがあります。
このポケットの縫い目(ステッチ)の糸はオレンジ色です。
この色が落ちないようにマスキングします。
サランラップと養生テープで写真のようにマスキングしました。
養生テープが無い場合はマスキングテープでも代用できると思います。

サランラップと養生テープでマスキング

マスキング完成
ステップ2 お湯にオキシクリーンを溶かす
洗面台にお湯を張ってオキシクリーンを溶かします。
- お湯の温度:40度
- オキシクリーンの量:メモリで0.5くらい
オキシ漬けするときのおすすめのお湯の温度は「50度以上」が好ましいようです。
ですが、僕はビビりなので、オキシクリーンが本領を発揮してデニムの色を落としてしまうのを恐れ、推奨温度より低い40度で実践しました。
溶かすオキシクリーンの量も同様に「少なめで様子見」という程度で実践しました。

オキシクリーン本体

洗濯用の粉末洗剤みたい

本来の使い方が英語で記載されている

本来の使い方(日本語版)
ステップ3 タオルで染み込ませる
狙った箇所だけをオキシ漬けしたいので
- オキシクリーンを染み込ませたタオルを
- 汚れたところの上に載せる
- 裏地には乾いたタオルを敷き
- オキシクリーンを染み込ませたタオルの上から叩くようにトントン
としました。
ポイントは、裏地に乾いたタオルを敷いたことです。
オキシクリーンが反対側まで染み渡って色が落ちてしまうことを懸念したためです。
また、トントンと叩いてシミを落とすときはタオルなどにシミを移すことでシミを取り除くことが鉄則だからです。

汚れの上にオキシクリーンを染み込ませたタオルを置く

タオルの上からメラミンスポンジでトントンと叩く

直接メラミンスポンジでトントンと叩く
ステップ4 つけおきした後、洗濯機で洗濯
およそ1時間放置しました。
途中、何度かステップ3のトントン叩きを繰り返しました。

オキシ漬けをして1時間経った状態

このあとは洗濯。ペンキは落ちているように見えるが…
そして、1時間経ったあと、洗濯機で洗濯しました。
洗剤はおしゃれ着洗いのアクロンを使用し、洗濯機は手洗いモードで洗濯しました。
オキシ漬けの結果 ペンキの色が落ちた!
洗濯後、干して乾燥してから、ペンキが付いていた箇所を見ていると……
ペンキが落ちている!(気にならないレベルまで)

日光の当たる場所で撮影。ペンキの色は気にならない。

ペンキの色は完全に落ちていないが、気にならないレベルまで落ちた。
ポケットの糸の色は守られています。
ひとまず良かった〜と安心。
ビビッてオキシクリーンの効果を弱めるような使い方をしましたが、ちゃんとした使い方をすれば、もっとキレイに色が落ちたかもしれません。
一方で、オキシクリーンの効果を弱めて汚れが落ちたということは、オキシクリーンを使うこと無く、普通に洗濯してもこれくらいキレイになっていたかもしれません。
個人的には気にならない程度にペンキの色が落ちたので結果オーライですw
おわりに
今回、オキシクリーンを使って、服に色移りしたペンキを落としてみました。
オキシクリーンはあらゆるものをキレイにできる洗剤です。
ググると使用例がたくさん出てきます。
今回はこんな使い方でしたが、同じような境遇に遭われた方のお役に立てばと思います。