エックスサーバーでPHPを7.2へ変更したらWarningが発生!その原因はコメントアウト

カスタマイズ

エックスサーバーの推奨PHPバージョンが変更になったので、当ブログにおいても、「PHP7.1.18」から「PHP7.2.6」へ変更してみました。

変更は簡単にできたのですが、なんとブログにWarningが表示されてしまいました。

Warningの内容はheader.phpです。

現在はそのWarningを解決し、ちゃんと表示されるようなりました。

本記事ではPHPバージョンをPHP 7.2に変更したことで生じた、header.phpのWarning解決方法をご紹介します。

PHP7.2 Warning(エラー)の内容

エックスサーバーのサーバーパネルで「PHP 7.2.6」に切り替えて、当ブログを表示してみました。

すると、こんなカンジでワーニング(ウォーニング)が表示されました。▼
php 7.2 エックスサーバー warning

「yswallow_custom」は、当ブログで使用中のWordpressテーマ、スワローの子テーマです。

「header.php on line 26」とあるので、子テーマのheader.phpの26行目がおかしいよ!警告されています。

初心者の僕はWarningという言葉と英語の文章にビビって、すぐにバージョンを戻しました

Warning箇所のheader.phpを見てみる

バージョンを戻して無事復帰しましたが、なぜワーニング(ウォーニング)が出るのだろうと、該当箇所を見てみることにしました。

外観からテーマの編集をクリック。
php 7.2 エックスサーバー

header.phpをクリックします。
php 7.2 エックスサーバー

Warning箇所の26行目は以下の記載をしていました。

<?php/*Googleフォント*/?>

「Googleフォント」とコメントアウトを記述していました。

カスタマイズで使用している、Googleフォントの内容と記述箇所を後で見たときに分かるようにコメントアウトしていたのです。

これがエラーなの?「PHP 7.1」では問題なかったのに「PHP 7.2」ではダメなの??とハテナ状態。

とりあえず、phpのコメントアウトについてググってみる…

コメントアウトの書き方を変更して解決

phpのコメントアウトの書き方をいくつか見て、気づいたことがあります。

僕が記述していたコメントアウトは「/* */」を使うやり方です。

(他には「//」や「#」を使うやり方がある。)

「/* */」を使ったコメントアウトのやり方が紹介されているサイトをよく見ると、みんな改行して使っているんです。

<?php
/*Googleフォント*/
?>

こういうこと。

もしかして、改行するのが正しい記述方法なのかな?と思い、

<?php/*Googleフォント*/?> と1行で書いていたのを上のように改行したのです。

そうしたら、なんと、Warningが消えて、解決できました!

やったぜ!

「PHP 7.1」で1行記述で問題なかったのに「PHP 7.2」では改行しなきゃいけないのですね。

当たり前&基本的なことなのかな?全くの素人なので、その辺りはよくわかりません。

PHPバージョンの変更方法はこちら

エックスサーバーを使用している人は「推奨PHPバージョンの変更のお知らせ」が届いていると思います。

「PHP 7.0」「PHP 7.1」から「PHP 7.2」へ推奨バージョンが変更されました。

メールには

エックスサーバー、エックスサーバービジネスではこれまで、PHPプログラムをご利用になる際には「PHP 7.0」「PHP 7.1」のご利用を推奨していましたが、今後は「PHP 7.2」のご利用を推奨いたします。

さらに、

PHP 7.2 に変更することでPHPプログラムのさらなる高速化が期待できますので、ご運用中のサイトにおいても、ぜひ、この機会に PHP 7.2 のご利用をご検討ください。

ということで、「PHP 7.2」へ変更することで、WEBサイトの表示スピード高速化が期待できます。

当ブログにおいても表示速度は改善したいので、「PHP 7.2」へ切り替えることにしました。

まずはエックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
php 7.2 エックスサーバー

「PHP.Ver 切替」をクリック。
php 7.2 エックスサーバー

対象のドメインを選択します。
php 7.2 エックスサーバー

PHPのバージョンを選択して「PHPバージョン切替(確認)」をクリック。
php 7.2 エックスサーバー

これで完了です。とっても簡単!

おわりに

PHPバージョン切り替えによるWarning表示の解決方法を紹介しました。

僕の場合、コメントアウトが原因でした。

推奨バージョンへの変更なので、まさか問題が起こるとは思っていませんでした。

Warningが表示されてびっくりした僕は、すぐにテーマの開発元であるオープンケージに問い合わせてしまいました。

問い合わせる前に自分でエラー箇所や原因を調査してから問い合わせるべきだと反省しました…

(オープンケージさんには丁寧に対応いただきました。)

同じようなエラー(Warning)が出て困っている人がいたら、この記事が参考になればと思います。