10年乗った車、走行距離10万キロの車っていくらで買取してもらえるだろう?
と思っているあなたに、私が「10年落ち・10万キロ」のホンダ CR-Vを実際に売った体験談をお届けします。
10万キロも乗っていたら値段付くのかな?と思いますよね。
しかも10年前の車。
その車を中古車買取業者に買い取ってもらいました。
中古者買取業者は2社で見積もりしてもらいました。(1社は営業がしつこくて最悪だったな…)
そしたらなんと!価格は20万円になりましたよ!
本ブログで詳しくご紹介します。
10年落ち14万キロの中古車 買取価格
▲実際に売ったクルマ
記事タイトルには、「10万キロ」とありますが、私が実際に売った車は走行距離14万キロです。
(記事タイトルは分かりやすく10万キロを使いました)
そして車種はホンダのCR-V。型式はRE4で年式は2008年式(平成20年式)です。
以下の記事で紹介しているクルマです。
中古者買取り業者は2社回りました。
G社とN社です。
どちらも、買取と販売の両方を手がける会社です。
後に詳しく述べていますが、最初にG社に行って20万円という数字が出たので、N社で「20万円で買ってくれ」と言って買い取ってもらいました。
なぜG社で決めなかったかというと…
以下に詳しく続きます。
(G社の営業がうざくて売りたいと思えなかったんですよね…)
G社の査定│しつこい営業がウザい
グッ○○ピードという中古車の販売&買取業者に持ち込みました。
結論からいうと、ここの営業担当がメッッッチャしつこくて最悪だったんですが、来た時に提示された買取価格3万円が帰るときには20万円になっていました。
そのいきさつを紹介します。
まず、営業の人に車のキーを渡して現物を見てもらいます。
その後、タブレット触りながら、
営業:「本店に電話するんで〜」
って言って席を離れます。で、戻ってきて
営業:「3万円ですかね〜」と。
私:「10年落ち、10万キロ超えてますもんね。そんなもんスよね。」
私:「ありがとうございます。じゃあ今日は一旦帰ります。」
営業:「ちょっと待って!」
ここからです。聞きたくもない話が始まります。
中古車マーケットの話です。
営業:「中古車っていうのは、今日より明日、明日より明後日、どんどん値段が下がるんです。高く売りたいなら今日決めてくださいよ。」
私:「いや、急いでないし、高く買ってほしいとも思ってないんで売りたいときに売りますから。今日は帰ります。」
営業:「いやいや、売りたいんですよね?」
ここからいろいろ質問攻めにあいます。
営業:「なんで売ろうと思ったの?売ったあとも車いるよね?その車はどうするの?」
私の心の声:(う、うぜぇ)
ここまでの会話の中で、
「私:帰ります」⇔「営業:ちょっと待った」
を何度か繰り返します。
その度に、
営業:「5万でどう?」
営業:「8万でどう?」
営業:「10万でどう?」
と価格がつり上がっていきます。
そしていちいち本店に電話で確認するんですよね。
何度も繰り返されると本当に電話してんのか?と疑いたくなる気持ち……。
そして、必ず
営業:「今日決めてくれ」
と言うんですよね。しまいには、
営業:「いくらだったら今日決めてくれます?」
なんて。私は冗談半分で
私:「んー、20万円かな」
営業:「いや、それはさすがに・・・・・・」
私も20万円なんて無理だろうと思って言っています。
もう帰りたかったんですよね。
だから無理な数字を言って帰らしてもらおうと。
それでも、なかなか帰してくれません。
関係ない話が始まります。
営業:「私、今日は応援で他店から来てるんですよね。ここまで来るのめっちゃ遠かったですわ。」
私の心の声:(それがどうした?カンケーねぇ話だ…)
営業:「応援で来てるんですけど、今日だけで、すでに数件の成約を取りましたよ」
私の心の声:(それがどうした?カンケーねぇ話だ…)
私:「あぁ、そりゃすごいっすね。お兄さん。」
私の心の声:(う、うぜえ…)
関係のない話に、無駄な時間を過ごす私がしびれを切らして、
私:「もう帰る!」
と言って席を立ち、店を出ようとすると、営業が引き止めるように、
営業:「20万円でどうですか!?」
と言ってきました。
これに対し私は
私:「金額じゃ無い。私は気持ちいい取引がしたいですよ。」
私:「いくら高い金額を提示されても、今日は売りません!」
と言い放って強引に立ち去りました。
N社の査定│担当は新人営業マン…がしかし!
G社に嫌気がさしてネ○○テージへ行きました。
そこで担当になった営業がなんと新入社員。
初めての客が私だというのです。
大丈夫か?と思いながらも、さっさと車の売却を決めたかったので、話を進めます。
まずは車を見てもらいます。
営業:「きれいな車ですね〜」
私:「そう?ありがとう。」
営業:「ところでフロントのドアって修理しています?」
私:「うん、一回ぶつけられたときに修理したね。」
営業:「そうですか、”修復歴アリ”になっちゃいますね。」
私:「そ、そうか。修理したって見て分かるものなの?」
営業:「一応、社内研修受けたんで。」
そう、私は一度、ドアを修理しています。
駐車場に車を停めていたときに、ぶつけられたんですよね。
これも修復歴ありになってしまうとのこと。
(○ッドス○ードでは何も言われなかったゾ??)
営業:「車の写真を撮らせてもらいますね。」
営業:「写真と車の情報を本店に送って金額を出してもらいます。」
と言って、バックヤードへ消えていきます。
で戻ってきて、
営業:「先輩にも車を見てもらいます。少しお待ちください。」
私:「・・・」
私の心の声:(二度手間じゃねぇか…)
営業:「ミスがあるといけないんで」
そして再び、先輩とバックヤードへ消えていきます。で戻ってきて、
営業:「8万円でどうですか?」
私は、すかさずグッドスピードで20万円でどう?と言われた話を持ち出します。
私:「他社で見てもらったら20万円でどうかと言われた。20万円にならないか?」
とカウンターをしかけます。
営業:「ちょっと、待ってもらっていいですか?先輩や店長に相談してきます。」
とまたバックヤードへ消えていきます。で戻ってきて、提示してきたのがこれ。
▲同条件での直近の中古車オークション取引価格
私が売ろうとしている車と似たような条件で直近の取引価格を見せてきます。
画像には3台の情報が載っていて、取引価格は14万9千円〜19万円がついています。
これを見せて、営業はこう言います。
営業:「20万円は厳しいです。オークションの価格でも20万円はないんですよね。」
どういうことかというと、中古車業界は基本的にオークションで中古車を仕入れて、そこに利益を乗せて販売します。
私が売ろうとするCR-Vも買い取ったあとは一旦オークションに流通されるとのこと。
つまり直近の流通から判断すると、20万円で買い取ったCR-Vを20万円でオークションに流しても誰も買い取ってくれない。
ということなんですね。
とは言え、G社は20万円って言ったよ?と、もう少し粘ってみます。
私:「N社で20万円の価格が付くなら今日ここで決める」
私の心の声:(必殺!!!”””今日決める!!!!”””)
私はココぞというタイミングで、中古車買い取りの決めゼリフ、””キョウキメる“”を発動したのです。
営業:「少々お待ちください。」
と言って、新人営業マンは、またバックヤードへ消えていきます。
この “バックヤードへ消えていって、店長や本店に相談する” というのは中古者業者のお決まりなんでしょうね。
マニュアルに書いてあるかのように何度もバックヤードへ消えていきました。
しばらく待つと先輩社員と一緒に戻ってきて、
営業:「20万円で買い取らせていただきます」
私の心の声:(ヨッシャー!!!!)
こうして買取価格が決定したのです。
10年落ち10万キロの車を高く売るコツ
私は、10年落ちで10万キロを超えたクルマを20万円で売ることができました。
そのコツはズバリ、複数の買取業者で査定してもらうことです。
めんどくさいんですけど、やっぱりこの方法が一番だと感じました。
複数の買取業者って何社?って思うんですが2社で十分だと思います。
3社以上訪問できる人は、ぜひ行ったほうがいいです。
ですが、私なら疲れてしまいます…
無理せず、最低限の2社で査定してもらって、
「他社では○○万円だったので、買取価格を上げてくれ」
と言えばいいですよ。
複数社の一括査定をお考えならユーカーパックがオススメです。
一括査定にありがちな営業電話がありません。
しかも、オークションを介さないので中間マージンがかからず、その分高く買い取れるというシステム。
これはやってみる価値がありますね。
おわりに
10年落ち10万キロを超えた車の買取価格をご紹介しました。
これから車を売ろうとしている方の参考になれば幸いです。
中古者業者では「今日決めてくれ!」と言ってその日のうちに買取を決めさせる手法が多いようです。
事前に心構えを持って査定に行きましょう。