USヘッドライトはディーラー車検に通らない!USDMカスタムは要注意

ギモン・悩み

USDMしたいけど、車検って通るの?と不安になりますよね。

私はホンダのCR-Vに乗っていて、ヘッドライトを北米仕様にカスタムしています。

標準で装着されている純正のヘッドライトを「USヘッドライト」と呼ばれる、US仕様に交換したのです。

このUSヘッドライトが車検に通りませんでした。

その際の一連の流れと対応をご紹介します。

これからUSDMのカスタムを始めようとしている方の参考になればと思います。

あわせて、私が乗っているHONDA CR-Vも紹介していますのでお時間あればご覧ください。

USヘッドライトとは?オレンジの魔力

USヘッドライトの説明

写真のようなヘッドライトがUS仕様(北米仕様)です。

パッと見で、日本向け(純正)と大きく異なるのはオレンジ色の箇所です。

純正のヘッドライトにはオレンジ色はありません。

このオレンジ色の部分はウインカーではなく、ポジションライトになっています。(サイドマーカーとも言う?)

ライトをつけるとオレンジ色に点灯します。

ウインカーはヘッドライトの中央寄りにあります。

ウインカーなのでオレンジに点滅します。

私は、このポジションライト部分のオレンジ色に惹かれて、純正からUSヘッドライトへ変えました。

巷ではこれを”オレンジの魔力”というそうです。

USヘッドライトが梱包されたダンボールを車に積んでいる

こんなダンボールに入って海を渡ってきました。

かなりデカイです。

ディーラーから車検に通らないと通達

17年2月、CR-Vにとって4回目の車検です。

走行距離は約11万kmです。

いつものようにディーラーへ行き、見積りを取ってもらうと

このヘッドライトでは車検を通せません

ガーン!

でも前回は通してもらえましたよ?

と開くと、

基準が厳しくなったので、今回は無理なんです。

ということでした。

US仕様なので、アメリカは右側走行です。

ですから、光の向きが右側を明るく照らすようにできているそうです。

一方、日本は左側通行です。

右側を照らすUSヘッドライトは日本では対向車を照らしてしまうため危険だということです。

(カットラインがどーのこーのと言っていました)

以前はHiビームで検査していたのですが、最近はLowビーム検査になったことも車検が通らないことに起因しているそうです。

以下の記事が参考になります。

並行輸入車、逆輸入車オーナーは必見 ヘッドライトの検査基準が改訂 vol.1 あなたの愛車は大丈夫ですか?

Hiビーム検査だと右側が明るいということを見なかったのかもしれませんね。

ぶっちゃけ、車検はその検査員が気付かなければ、通ってしまうそうです。

ですが、ディーラーとしては基準を満たしていないことが予め分かっている以上、通せないとのことでした。

車検を通す手段は2

USヘッドライト
USヘッドライト

車検を通す手段は2つです。

  1. 純正のヘッドライトに戻してディーラー車検
  2. USヘッドライトのまま別の車屋さんで車検

この2択です。

せっかく高いお金をかけてカスタムした北米仕様のヘッドライト。

どうせなら、このままUSヘッドライトで車検に通したいです。

まずはUSヘッドライトのまま車検を通せるショップを探すことにしました。

このUSヘッドライトを交換するときに作業してくれたショップをあたってみます。

そのショップは、USヘッドライトをアメリカから取り寄せて、取り付けてまでやってくれました。

USDMに強いカスタムショップなので、そのショップに相談してみます。

すると「車検通せますよ」と。

カットラインってやつを一時的にいじるそうです。

詳しくは聞いていないのでよくわかりませんが、車検合格できるそうです。

で、見積もりしてもらうと、14万円

ふむ。まあまあするな……

ディーラーの車検は約17万円でした。

ディーラー車検の場合、2年間のオイル交換代がセットになっています。

車検を通す2つの方法
  1. 純正のヘッドライトに戻してディーラー車検
    ⇒17万円で2年間オイル交換付き
  2. USヘッドライトのまま別のカーショップで車検
    ⇒14万円。

車検後の面倒を見てもらうことを考えて、私はヘッドライトを純正に戻してディーラーで車検を受けることにしました。

国土交通省からのお知らせ│不適合のはがき

国土交通省から届いた不適合を知らせるはがき

USヘッドライトが車検に通らないことで、ショックを受けている間に一通のはがきが届きました。

なんと、陸運局から「あなたの車は違法改造ですよ。」というお知らせが届いたのです。

USヘッドライトに交換して何年も経つのに、このはがきが届いたのは初めてです。

回答欄を記載して返信しなければなりません。

CR-Vのヘッドライトが不正改造であると指摘
不適合を知らせるハガキ
違法改造に対する是正について回答を記載する欄
回答欄を記載して返信

陸運局は誰かからの通報によって違法改造車を把握するそうです。

まっさきに疑うのはディーラーですね。

あとは車検の相談に行った車屋さん2件。

私はディーラーで車検を受けることにしたので、ディーラーに車を預けるときに、このはがきを見せてみました。

営業さんは「なんだこれ?!」と驚いていました。初めて見たと。

車を扱う会社で働く人が初めて見るということは相当珍しいんだと思います。

整備士の方はそこまで驚くことなく「へえ〜」という感じでした。

その様子を見て、「あ、こいつがチクったなww」と察しましたね。

まぁ、このはがきの件もあって、純正に戻すことに決めました。

USヘッドライトのまま車検に通ったとしても、またこのハガキが届く可能性がありますし。

誰かに監視されているようで気分が悪いですからね。

HONDA CR-Vをカスタム

ここからは私が乗っている2008年式のHonda CR-Vをご紹介します。(させてください)

型式はRE4です。

CR-Vの型式RE4をUSDMカスタム
CR-Vの型式RE4をUSDMカスタム

ホイールは22インチ「Giovanna Dalar 5V

ホイールは22インチを履いています。

ジオバンナのダラー 5V です。

大口径ホイールにあこがれて、中古で購入しました。

車体側は何も加工せず、ポン付けできます。

  • 「タイヤが無いように見える」
  • 「車輪が走っている」

なんて、よく言われますww

ホイールはGiovanna Dalar 5Vの22インチを履いている
ホイールはGiovanna Dalar 5Vの22インチ

ボディカラー「ツートンカラーをやめてボディ同色に塗装」

CR-Vは本来ツートンカラーです。

ボディ下方(フェンダーという?)はグレーでした。

ツートンが嫌で、ボディ同色に塗っています。

CR-Vの標準ボディカラーであるツートンカラーをやめてボディ同色に塗装
ツートンカラーの部分をボディ同色に塗装
CR-Vの標準ボディカラーであるツートンカラーをやめてボディ同色に塗装
ツートンカラーの部分をボディ同色に塗装

と、大きなところでこんな感じにカスタムしています。

おわりに

USヘッドライトが車検に通らなかった体験談をお届けしました。

車検代って高いですね。

今回改めて車検代って高いなーと感じました。

もう11110,000km乗ってます。

燃費も悪いです。(8km/L くらい)

今回を最後の車検とし、買い替えるかなぁー。

車を所有しない生活という選択肢も欲しいです。

地方住みなので、難しいですが。

車は1家に1台あれば十分な気もします。

さて、買い替えに向けて、貯金しなければ。無理