「しまった!クレジットカードの引き落としができなかった」
という経験はありませんか?
クレジットカードの支払いが遅れると個人信用情報(CIC)に傷が付くと聞きます。
本記事では、
- どれくらい支払いが遅延すると信用情報に登録されるの?
- 信用情報に傷をつけない方法は?
といった疑問にお答えします。
私が利用しているオリコカードで、支払い遅延により信用情報にAマークが登録されました。
その経験をもとにご紹介します。
「支払い遅れちゃった!」「信用情報に傷を付けたくない!」という方、必見です。
Contents
オリコの支払い遅れでCICにAマークが付いた事例
オリコカードの場合、支払いできないまま翌月10日を過ぎるとCIC(信用情報)に傷が付きます。
私は支払い遅れで信用情報にAマークが付いたわけですが、どういう経緯でAマークが付いたか説明します。
- ちなみに、信用情報には$マーク(ドルマーク=正常)やAマーク(支払い遅延)などがあります。マークの種類は以下の記事を参考にしてください↓
個人信用情報機関であるCICに記録されている、入金状況に関する記号を解説!ドルマークやAマークにはどんな意味がある? - クレジットカードと信用情報の関係については以下の記事が分かりやすいです。信用情報に登録される内容や自分で照会する方法などが解説されています↓
クレジットカード審査と信用情報機関の関係を徹底解説!開示請求方法も紹介!
さて、Aマークが付いた経緯ですが、流れは以下です。
まず、27日にいつも通りの引き落とし(1回目)があります。
このとき、銀行口座の残高不足により、引き落としができませんでした。
その後、翌月12日に2回目の再引き落としがあり、そこで支払いを完了しました。
これで信用情報にAマークが付きました。
- 1回目の自動引き落とし(27日)で支払いできず
- 2回目の自動再引き落とし(翌月12日)で支払い完了(損害遅延金込み)
- 個人信用情報にAマークが登録される
経緯をまとめるとこんなカンジです。
じゃあ、どうすればAマークが付かないの?
と気になりますよね。
オリコに問い合わせて聞いてみました。
対処法│翌月10日までの入金で傷はつかない
1回目の引き落とし(27日)で入金できなかった場合、翌月の10日までに入金が確認できれば、信用情報にAマークは登録されない
とのことでした。
では、10日までに振り込む方法を以下に記載します。
対処法│振込用紙や再引き落としを待ってはダメ!
そもそも、支払いが遅れると
- 振込用紙付のお知らせが郵送される
- 2回目の自動引き落とし(12日)が発生する
この2つの処理が進みます。
27日 | 1回目の自動引き落としで支払いNG |
02日 | 振込用紙の発送手続き開始 |
〜 | (振込用紙が届く) |
10日 | この日までに入金できればOK |
12日 | 2回目の自動再引き落とし⇒信用情報に傷 |
このとき気を付けたいのが、
- 振込用紙が届くのが10日前後になる
- 2回目の自動再引き落としではアウト
ということです。
振込用紙の受け取りを待っていては、振込が10日を過ぎてしまう可能性があります。
なぜなら、8日とか9日に届く可能性が高いからです。
10日のリミットまでに残された時間はわずかです。
もし、
- 郵便ポストを確認し忘れた。
- 忙しくて時間が無かった。
となれば、10日を過ぎてしまいます。
したがって、振込用紙の受け取りを待つのはリスキーです。
仮に10日より前に振込用紙が届いたとして、コンビニ支払いを選んだ場合は9日までに確実に支払いましょう。
コンビニ支払いは入金に少し時間がかかるそうです。
2回目の自動再引き落としに至っては10日を過ぎてしまっているので問答無用でアウトです。
振込用紙の受け取りや2回目の自動再引き落としを待たずに、さっさと振り込むのが、信用情報に傷をつけない最善の手段です。
振込先の口座番号はオリコに問い合わせれば教えてくれます。
電話で振込先の口座番号を教えてくれるよ
なので、電話で振込先を聞いてすぐに振り込みましょう。
ただし、注意が必要な点があります。
それは、振り込んだあとわざと残高不足にしておく必要があるということです。
もう一度言います。
わざと残高不足にする必要があります。
それは2回目の自動再引き落としが止められないためです。
上のスケジュール表でいうと、
2日の「振込用紙の発送手続き」が開始された時点で、12日の2回目の再引き落としが確定されます。
12日より前に自分で振り込んだ場合でも、もう一度、12日に口座引き落としが行われてしまうのです。
この引き落としは止められないということ。
なので、自分で引き落とし口座を残高不足状態にしておいて引き落としされないようにする必要があるんです。
め、めんどくせー…
もし残高に十分なお金があった場合、2回目の自動再引き落としで口座からお金が引き落とされます。
つまり、自分で先行して振り込んだ分と口座からの再引き落としとで二重の支払いとなってしまいます。
これには要注意です。
私の場合、支払い遅れに気付いた時点で、慌ててクレジットカード会社へ問い合わせしたのですが、その時、電話のお姉さんに
残高不足にするのが心配なら、2回目の再引き落としで支払うのが便利ですよ
と言われ、そのまま再引き落としで支払ってしまいました。
このとき、信用情報に傷が付くかどうかまで聞いていませんでした。
なので、信用情報なんて気にもせず、再引き落としでの支払いを選択しました。
これが間違いだった…。信用情報に傷が付くかどうかまで聞けばよかった…。
信用情報は住宅ローンに影響あり
こうして私の信用情報にはAマークが登録されました。
このAマーク、住宅ローンや自動車ローンをかりる際の審査に影響します。
もしかすると借りられないかも。
借りられたとしても金利が上がったり、希望額が借りられないなど支障がありそうです。
私が住宅ローンを借りるとき、どうだったかというと…
以下の記事で詳しく紹介しています。
信用情報の回復は24か月
このAマークは24か月記録されます。
ローン審査の影響に加え、新規にクレジットカードが作れないかも。
私が今回の経験を通して皆さんにお伝えしたいのは、
- クレジットカードの引き落とし金額を毎月確認しよう
- 口座の残高が不足していないか確認しよう
- 支払いが遅れたら、カード会社に連絡してすぐに支払おう
- 振込用紙の郵送や再引き落としを待ってはダメ
ということです。
特に、各種ローンを借りる予定のある方は注意しましょう。
おわりに
オリコカードの支払い遅れで信用情報に傷が付く(Aマークが登録される)事例をご紹介しました。
24か月で消えるとはいえ、信用情報に傷が付かないよう、支払いに気を付けましょう。
たった1度の支払い遅れでも信用情報に傷がつくんです