出産時の医療費控除 確定申告に必要な書類と里帰り出産の注意点

税金
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第1子の誕生に伴い、妊娠から出産・産後にまつわる医療費が10万円を超えたため医療費控除の確定申告をしました。

僕にとって、初めての確定申告です。

確定申告なんて今までしたことがなかったので、何を提出したらよいのか?どうやって記入すればいいのか?分からないことばかりでした。

そこで、医療費控除を受けるための確定申告について、申告(提出)方法と必要書類についてまとめてみましたのでご紹介します。

初めて医療費控除の確定申告を申請される方のお役に立てばと思います。

また、出産はいわゆる里帰り出産で、現在住んでいる場所とは異なる、県外の病院でした。

この県外での里帰り出産おける医療費控除の確定申告についても僕自身の経験に沿って詳しくご紹介していますの参考になればと思います。

最新の情報は必ず国税庁のホームページで確認しましょう。必要な書類や申請方法が変更になっている場合があります。

医療費控除の確定申告ができる条件

『1年間の医療費が10万円以上』であれば、医療費控除が受けられます。

病院に支払った治療費、薬局で購入した薬代、寝たきりや入院中の紙オムツ代、病院などへの交通費などが対象です。

生計を一緒にしている家族の医療費と合わせて申告できます。

ですので、病院や薬局での支払いは、領収書やレシートを保管し、1年間で10万円を超えているかチェックしましょう。

特に、妊娠〜出産に関しては、10万円を超える可能性が高いです。

もちろん、妊娠・出産以外で風邪を引いたときや怪我をしたときの医療費も加算します。

ポイント
  • 1年間とは1月〜12月までで、年度(4〜3月)ではありません。
  • インフルエンザなどの予防接種の費用は対象外です。
  • 健保や生命保険などから医療費が補てんされた時は、支払った医療費からその補てんされた金額を引いた正味の医療費が控除の対象です。

母乳マッサージも対象となる!

出産後、母乳育児を進める方は、乳腺炎になるのを防ぐため、母乳マッサージに通う場合があるかと思います。

桶谷式が有名ですね。

この桶谷式母乳マッサージの費用も医療費控除の対象となります。

うちの妻も通っていて、週に1回とか2週間に1回のペースで通っていました。

1回3,500円かかるので、断乳・卒乳まで通っていると結構な金額です。

これも医療費控除を受けられるので確定申告をしましょう。

確定申告の方法

いくつか方法があります。主には2つで、

  1. 申告会場でその場で作成して提出
  2. 事前に作成して提出

です。

その場で作成・提出

各居住先を管轄している税務署申告会場での作成・提出です。

必要書類等を準備し、申告会場に持っていくと税務担当者がその場で作成・提出までをサポートしてくれます。

事前に申告書を作成していなくてもOKです。

事前に確定申告書を個人で作成し、提出

国税庁のホームページから『確定申告書作成コーナー』を利用して、インターネット上で申告書の作成が行えます。

提出方法は、以下となります。

  1. 個人で提出
    居住先管轄の税務署申告会場または居住先の市町村役場へ提出します。
    ※市町村役場への提出の場合は、受付期間など各市町村役場の税務課にお問い合わせ下さい。
  2. 税務署へ郵送
    居住先管轄の税務署へ個人で郵送して提出が可能です。
  3. インターネット経由で提出
    『e-tax』を利用した場合のみ、インターネット上で提出が行えます。ただし 別途ICカードリーダーや電子証明書付き住基カード又はマイナンバー交付申請が必要となります。
  4. 勤め先の会社によっては、労働組合が代理で税務署へ提出してくれる会社もあるようです。

僕は、インターネットで作成・印刷して、自分で申告会場へ持参して提出という方法をとりました。

確定申告 医療費控除 MacBook Proで作成(里帰り出産のケース)

2017.03.17

確定申告に必要な書類 

確定申告の手引

確定申告の手引 税務署でもらえます。

医療費控除の確定申告のために準備するものは以下です。

準備するもの
  • 源泉徴収票
  • 印鑑
  • 還付金の振込み口座
  • 医療費の領収証
  • 健保からの補填証明書(保険給付費証明書) ※無ければ不要
  • 保険会社からの給付証明書
  • 自治体からの助成金が分かるもの
  • マイナンバーのわかるもののコピー
  • 免許証など本人と分かるもののコピー

これらの書類をもとに、「医療費控除の明細書」と「確定申告書」を作成します。

リンク先は国税庁ホームページにある記入例になっているので、どんな様式のものか見てみてください。

また、上記の書類すべてが提出必要というわけではありません

提出が必要な書類は以下です。

提出が必要な書類
  • 確定申告書(自分で作成)
  • 医療費控除の明細書(自分で作成)
  • 源泉徴収票
  • マイナンバーが分かるもののコピー
  • 免許証などの本人確認書類のコピー

平成28年分以降の確定申告書等の提出の際には、「マイナンバーの記載」+「本人確認書類の提示又は写しの添付」が必要となりました。

続いて、上記に挙げた「必要な書類」について、ポイントとなる部分を説明します。

自治体からの助成金がわかるもの

出産や不妊治療では、自治体から助成金が出るケースがありますね。

その助成金の金額がわかるものが必要です。

確定申告の際に提出は不要ですが医療費控除の明細書」を作成するために必要になります。

源泉徴収票は原本 返却されない!

インターネットの『確定申告書作成コーナー』で作成・印刷した申告書に源泉徴収票をのり付けする必要があります。

源泉徴収票は原本です。

返ってこないので、気になる場合は原本をコピーして保管等をお勧めします。

僕はコピーして手元に持っています。

他県での里帰り出産のポイント(生まれた子の医療費)

里帰り出産の場合、生まれた子の医療費も他県(県外)の病院で発生するケースがあるかと思います。

我が家の場合、妻が他県の病院で出産したので、生まれてしばらくは、子供の医療費も他県の病院で発生・負担しています。

この場合、乳幼児医療費助成制度により、他県(県外)の医療機関で窓口負担した金額を自分が住む街の自治体へ申請することで、他県病院での窓口負担分が返ってきます

このとき、自分が住む街の自治体へ子供の医療費の領収書を提出するのですが、この領収書の内容が「医療費控除の明細書」の作成に必要になります。

他県の病院で支払った金額と、戻ってきた金額を「医療費控除の明細書」に記載しなければならないのです。

子供の医療費の領収書は自治体へ提出してしまったので、手元に領収書がないため、「医療費控除の明細書」が作成できないという状況になってしまいます。

困ったなぁという状況ですが、この場合、自治体へ問い合わせをしてみましょう

僕の住む街の市役所では、電話で領収書が欲しい旨を問い合わせたところ、郵送で返却してくれました

その領収書に、乳幼児医療費助成制度で補てんされた金額(戻ってきた金額)も記載してありました。

領収書の提出は不要に

平成29年分の確定申告から、医療費控除を受ける際の手続きとして、領収書の提出が不要になりました。

それまでは領収書を提出していたのです。

いちいち領収書をチェックしないだろって思っていましたし、「医療費控除の明細書」を作成してしまえば、領収書の内容は記載されるので提出する必要はないような…と疑問に思っていたので提出不要になってスッキリしました。

ただし領収書は5年間の保管が必要とされています。

提出不要ですが、しっかり管理しておきましょう。

【まとめ】提出するもの

最終的に確定申告で税務署へ提出するときは、

  • 「確定申告書(源泉徴収票・マイナンバー・本人確認書類付き)」
  • 「医療費控除の明細書」

のみになります。

例えば、以下の書類は提出が不要です。

  • 自治体からの助成金の証明書(通知書)
  • 他県病院で窓口負担した子供の医療費の補填金額の証明書(乳幼児医療費助成の通知書)
  • 医療費の領収書

は提出の必要がありません。

あくまで、申告書を作成・記載するために必要なだけです。

確定申告の提出編はこちらに詳しく記載しています。

確定申告 医療費控除 提出は領収書のみでOK(里帰り出産のケース)

2017.03.19

「確定申告書・医療費控除の明細書」の作成編へつづく

さて、必要な書類をそろえたところでやっと作成に移ります。

初めてのことなので、必要書類を揃えるにもわからないことがたくさんです。

これって必要なの?どうなの?

なんて独り言をブツブツ言っていると妻がイライラします。

妻も初めてですから何もわかりません。ここで僕が「めんどくさいな」なんて言ったら終わりですw

世のご主人、出産後の医療費控除 確定申告のときは気をつけましょうね。

作成編へつづきます。

 

 

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