やっぱりというか、とうとうというか、ついにというか… 言われてしまいました。
「アイドルオタク、気持ち悪い」と。
もともと、僕の妻はオタクに対して理解のある方で、オタクを毛嫌いするような性格ではありませんでした。「何か一つのことに熱中・夢中になっている人はむしろ好き」というタイプで、鉄道オタクとかすんなり受け入れられるタイプの人でした。
ただ、アイドルオタクは違ったようです。僕がアイドルにハマり初めたころも「アイドルオタクはちょっと理解できない」というようなことを言っていました。それでも僕は割りと自由にヲタ活させてもらっていました。
そんな中、「アイドルオタク、気持ち悪い。別居したい。」という発言を決定づけたのは「チェキ」の存在でした。
2017年6月25日のSYACHI FESから帰ってきて、僕は何気なくアイドルと撮ったチェキを机の上に置きました。その後、僕がお風呂に入っている間に、どうやらそのチェキを見てしまったようです。
これまで僕はアイドルと撮ったチェキは部屋の片隅にCD等と一緒にまとめて置いていました。隠すつもりは無く、ちょっと探せばすぐ見つかるようなところに置いてあったので、もしかしたら見られているかな なんて思っていました。
ですが、これらを見られたわけではなく、その日たまたま机の上に置いたチェキが見られたということでした。つまり、僕がいつも通りチェキを片付けていれば、見られることも無かったかもしれません。
その日、お風呂から上がると確かに、様子が変でした。目を合わせてくれないし、口も聞いてくれない。僕は、何か悪いことしたかな?僕1人遊びに行って楽しんでいるからムカついてんのかな?なんて思っていましたが、もっと事態は深刻でした。
チェキを見た妻は「私が見たこと無い表情でアイドルの女の子と写っている。気持ち悪い。」と思ったそうです。
僕の中で当たり前になっていたアイドルとチェキを撮るということは、一般の人からすると理解しがたく、気持ち悪いことなんだと理解しました。
ましてや、いい年した大人が、妻子ある立場の者が、と来たらよけいに気持ち悪いでしょう。第3者の立場で自分を見てみて気持ち悪いという意見も理解できます。
でも、これだけは言っておきたい。チェキや写メでツーショットを撮りたいという思いはそこまで強くないのです。じゃあ、なぜ毎回のようにチェキを撮るのか。それはその日のステージや他メディア出演、ツイッターの内容等、推しの活動に関する感想を直接本人に伝えたいからです。
それなら握手会でも事足りるのですが、500円〜1,000円程度の価格差であれば、形として残るチェキを選択したほうが思い出にもなるということでチェキを撮っています。 もちろん、握手に関しても、手を握りたいとか、触れたいという理由で参加することはありません。
好きなモノ・コト・ヒトと写真を撮るのは至って普通かと。妻は動物が好きです。例えば、動物園で普段、柵の向こうにしかいない動物と、数千円で柵を越えた距離感(接近)でツーショットが撮れるとなったら、おそらく撮るんじゃないかな。
普段ステージの上にいる彼女達がステージを降り、同じ目線にいて、同じ空間にいる。さっきまで遠い存在だったアイドルを身近に感じられる。そういうことなのです。
今回の「気持ち悪い」をきっかけにその他不満もぶつけられました。
- 土日休みにアイドルに会いに行っていないで、家族のために時間を使って欲しい
- CDやチェキにお金を払うくらいなら、子供におもちゃ買って欲しい
ごもっとも。異論無しです。8/8(火)にBABYMETALのライブを観に行く予定なのですが、平日なので「会社休もうかな」って言ったら、「家族のために休むべき」って言われたのが鮮明に脳内に残っています。
娘は0歳児なので遠出はできないし、お父ちゃんイヤイヤ状態に突入することもしばしば。自分がいても何の力にもなれないなんて思って、休日に自分ひとり外出することを正当化していたんだというのが振り返って自己分析してみた結果です。自分中心・自分優先で考えていたんだなぁ…
ただ、僕は自分の時間が欲しいですし、一人でいることが好きな方です。妻はそれを理解しています。なので、今まである程度許してくれていたのかな。
妻も、育休中でいろいろと溜まっていた部分もあって、爆発したんだと思います。これまでの僕の行動や振る舞いに対する不満が溜まりに溜まって。
僕は自分を見直す良いきっかけになりました。休日の時間配分を見直さなければいけないと思いました。
とりあえず、7/22、7/23の関ケ原唄姫合戦はすでにチケット(2日間通し券)を購入したのでどちらか一方には参加したいと思います。当初は両日参加予定でしたが、さすがに…(←いや、行くんかい!ww)
8/8のBABYMETAL銀キツネ祭りもチケット購入済みなので参加予定です。
そこから先はある程度様子を伺ってオタクを続けようかなと。
妻も言っていましたが、夫婦の会話が足りていなかったことも原因だと思います。僕は人と会話することが苦手で、言葉のキャッチボールが不得意です。なんて返していいのか分からなくて黙り込んでしまうのです。それでも、大事なことは考えをまとめて普段から会話しておかなければ、今回みたいにあるところで糸が切れてしまいます。
「夫 アイドル オタク 気持ち悪い」と検索すると出るわ出るわ、似たようなお悩み相談がたくさんヒットします。オタクあるあるなんですね。
さて、アイドルオタクの皆さん、既婚者も独身者も気をつけましょう。一般の人には簡単に理解してもらえる趣味ではないです。そこをどう乗り越えるか。自分勝手にオタクできない状況が来れば、自分を見つめ直しましょう。これでいいのかと。
僕も今後はどのようにアイドルを見に行くか考えます。自分の今ある生活の中での優先度を考え、判断していこうと思います。あとは夫婦での会話ですね。普段のコミュニケーションをもっと増やしていければ、オタクしてても良好な関係が築けるかなぁ…そうであるといいなぁ…
それとなんとか別居は回避できました!ふぅー、危ない。一時、家庭内別居みたいな状況でしたが今は元通りです。もう2度と繰り返さないように努めたいと思います!