以前はバカみたいにパチンコ、パチスロをやっていました。パチンカスってやつです。今はもうやめて3年くらい経ちます。打ちたいとも思いません。やめられることができたきっかけについて書きたいと思います。
めっちゃ楽しかった!パチンコ・スロット
最初にハマッた台は「花の慶次〜雲のかなたに〜」です。あのキセル演出にシビれた者の一人です。もののふや大ふへん者という言葉を覚えたのも、花の慶次からです。数々の名言も覚えています。
「だが、それがいい」「大儀であったああー」等など。後にモノノフはももクロファンの愛称 にもなりましたね。あ、ヤバイ、ちょっと打ちたくなってきたww
話を戻します。最初はパチンコから入って、その後はスロットにハマリ、さらには両方打つようになりました。
一体いくら使ったでしょうか。あと少しで当たる、次の一万円で当たる、いや当てるんだ。みたいな思考でどんどん諭吉様が吸い込まれていきまました。たぶん、普通車1台現金一括で買えるくらいお金を使ったと思います。
いま考えるとホントバカ。普通の人はなんでそんなにお金使えるの?感覚だと思います。
これはギャンブル依存症だった、そう、病気だったと思っています。 大当たりしたときのあのカンジ!脳からアドレナリンがビシャビシャ出ている感覚です。大当たりまでの演出が派手であればあるほど気持ちいいんです。
それでも単発だと残念な気持ちになるんです。当たっているだけマシなんですが、連荘しないとつまらない。そこからまた追い金。ええーい、天井まで行ってやれ!なんて。
逆に大当たりが連チャンしまくっても、「もういい。終わってくれ。疲れた…」「頭痛くなるし、帰りたい。」なんて思うのです。
連チャンしていると友達との予定もキャンセルしてしまいます。それで友達も失くしました。
それでも、たまに勝ってお金が増えるとうれしいのです。大当たりを引く面白さとお金が増える喜びを味わうため繰り返しパチンコ店へ通っていました。それと同時に「もうやらない。これで最後。やめたい。」「自分はどうしようもない腐った人間だ。」とか思うのです。やめたいと思いながらもやめられない。ホント病気だと思いました。
やめたきっかけ。別のものに依存する。
やめたいと思いながらやめられない状況が続いていた中で、意外なことからパチンコ・パチスロに興味がなくなりました。それはヤフオクをやり始めたことです。このヤフオクに没頭するようになったのがやめたきっかけです。
ヤフオクをやり始めたきっかけはお小遣い稼ぎだと記憶しています。自分の持ち物(主に服)を出品して売る。やってみてわかったことですが、ヤフオクに出品して売れても、お小遣いになるような金額にはなりません。むしろ、出品〜配送までの労力と売上金額を考えるとマイナスなのではと思います。
それでも出品して売って配送するまでの作業が結構楽しかったです。それと、出品されている服を見るのが楽しかったです。
新品では手の届かないようなブランドの服が格安で売っています。そのなかで、状態のいいもの(未使用品とかダメージが無いもの)かつサイズが合うものを探して買うというのが日課になりました。
すると、こんなにいいものを格安で手に入れたという喜びが生まれます。毎日のようにパチンコやっていたのが、毎日のようにヤフオクの出品物をチェックするという行為に変わっていきました。
そこからは、パチンコやっている時間をヤフオクで服探す時間に使いたいと思うようになり、パチンコ店へ行かなくなりました。
意外にも簡単にパチンコ店に行かなくなりました。つまりパチンコ依存からヤフオク依存へ変わったのです。これがパチンコ・パチスロをやめたきっかけです。
もうやりたいと思わない
今では、パチンコしたいなぁと思うことはありません。まずお店に入ったときのタバコ臭がダメ。よくこんなところに何時間も居たなぁと思えます。
それともう一度やって、また昔みたいにハマッてしまうのが怖いというのもあります。もうあの精神状態に戻りたくない…
今ではヤフオクもそんなにやっていません。たまに欲しいものがあると相場を確認したり、アイドルのCDを買ったり、自分のいらない服を出品したりと、ヤフオク依存も減ってきました。
まあ今の時代メルカリですね。出品されている商品や取引もメルカリのほうが多いのでは。メルカリもやっていますが、こちらも頻度は低いです。
今はアイドルヲタクとしてアイドルに依存しています。こちらもまあお金かかるんですが、ギャンプルよりはマシです。
そこまで積んでませんし、楽しむ程度でやっています。
おわりに
結局、依存症を解決するには別の新しい何かに依存するのが手っ取り早いのではと思います。
その別の新しい何かが見つかるかどうかが肝心だと思います。これが見つからないとなかなかやめられないのではと思います。
僕の場合、ヤフオクでした。ギャンブル依存症で悩んでいる方、好奇心を広げて別の依存先を見つけてはどうでしょうか。