荒れるアイドル現場と荒れない現場 まねきケチャとベビメタとわーすたで比較 ファン(ヲタク)の違い

アイドル
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まねきケチャの現場は厄介ピンチケと呼ばれるヲタクが多く、現場が荒れることで有名です。

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http://timtmb.com/blog-entry-1083.html

同じようによく荒れる現場は他にもあると思います。逆に荒れないアイドル現場も存在します。

同じアイドルという活動にも関わらず、現場の雰囲気はそれぞれで異なります。ではなぜ荒れる現場があるのか、荒れる現場のヲタクとそうでない現場のヲタクは何が違うのか、自身の経験·体験を基に考察してみようと思います。

(注意)あくまで個人的な経験に基づく意見です。経験値の浅いただの一般人の意見ですので、ご了承ください。 ヲタクを批判しているわけではありません。僕自身もヲタクです。

別記事に記載したように、まねきケチャのヲタクの沸き方には恐怖めいたものを感じました。

まねきケチャ ライブレポート 2017.4.1 全国ツアー名古屋ワンマン

海外パンクバンドのライブで激しいモッシュやダイブ、クラウドサーフ(コロダイともいう?)を目の当たりにしたことがありますが、恐怖を感じるということはありませんでした。

日本の“アイドル”の現場でなぜそのような盛り上がりが起こるのか、今回は、自分の体験に基づき、BABYMETALアイドルストリート(わーすた、GEM)のライブ現場と比較してみたいと思います。

BABYMETALのファンとの比較

BABYMETALをアイドルにカテゴリするなという意見があると思いますが、それについては僕も同感です。そもそも活動している市場が違うでしょうし、運営の戦略や方向性も異なるでしょう。

ですが、同じ十代の女の子がステージで歌い、踊っているという共通点があります。その音楽やパフォーマンスに惚れ込みライブを観に行く、応援する。ということも共通だと思います。その点から比較対象としてみたいと思います。

BABYMETAL ZEPP NAGOYA

BABYMETALの音楽はへヴィーメタルというジャンルの音楽で、現場ではモッシュ、ダイブ、クラウドサーフ(=コロダイ)、サークル、WOD(ウォールオブデス)等が発生します。そう、激しいです。

僕も混じって盛り上がってますが、そこに恐怖を感じることはなく、楽しさがあります。もちろん、ウザい/厄介/迷惑な人もいますが、その会場全体の盛り上がり方に恐怖は感じたことがありません。

ここで1つポイントですが、盛り上がり方の中に「リフト」や「推しジャン」が存在しません。実際には起こっているのかもしれませんが、僕自身これまで4〜5回参加しているBABYMETALのライブで、「リフト」や「押しジャン」を目撃したことはありません。 

まねきケチャのライブではモッシュ、推しジャン、リフト、サークルが見られました。行為そのものはBABYMETALの現場と大して変わらないです。

傍から見たらどっちも怖いわってなると思います。でも現場での雰囲気を体感するとまねきケチのヲタクの方が怖いのです。

それはなぜか? 僕はヲタク特有の「ガチ恋」をわずらった精神状態が関係していると思います。

「ガチ恋」に至らずとも、ヲタクには「推す」「支える」という考え方が存在します。こういったメンバーやグループへの「想い」が恐怖を感じさせる「沸き」へ繋がっていると考えます。

では、なぜ「推し」や「ガチ恋」 が生まれるのか、それは「接触」があるからです。

「接触」とは握手やチェキ撮影などアイドルと接近して会話ができることを言います。直接会って会話ができる。接触の頻度が高ければ、アイドルもヲタクのことを認知し覚える。

もはやファン(ヲタク)からアイドルへの一方通行ではないのです。これによって感情が高ぶり、「推す」やメンバーに対して「恋に似た感情」などの気持ちが生まれるのだと思います。

もう1つ接触とは異なりますが、メンバーを近くに感じる要因として「SNS」があります。

現在のアイドルにおいて、SNSは情報発信ツールとして必須アイテムの位置づけです。これを個人アカウントで実施し、日常をツイートする。

ヲタクはそれにリプし、時にはいいねをもらったり、リプがきたり。これによってアイドルとの距離を身近に感じ、繋がっているように感じることができます。

SNS」を通じたやりとりをすることで、「推す」「恋に似た」感情が日頃から継続することになります。

こうした気持ちから、ライブ中は「オレが!」もしくは「オレ達が!」「支える・盛り上げるんだ!」という気持ちになり、メンバーにこの気持ちをアピールする行為として「推しジャン」や「リフト」が発生するのだと思います。

そして、その行為はメンバーへの「想い」が上乗せされますから、狂気じみた行動・言動を生み、その結果恐怖を感じるのだと考えます。 

話はBABYMETALに戻りますが、BABYMETALには「接触」「SNS(個人)」はありません。「推しジャン」や「リフト」も発生しません。こういった違いが現場の盛り上がり方の違いに繋がっているのではないでしょうか。

 

その他感じた点として、BABYMETALのファンはライブ後ゴミを拾う人が何名かいます。まねきケチャの現場では僕が見た限りいませんでした。

会場全体の一体感まとまり思いやり·マナーというものがBABYMETALには見受けられます。これはファンの年齢層によるところが大きいかもしれません。

まねきケチャのファンは若い人の割合が多いです。BABYMETALのファンは老若男女存在します。(どちらかというとおっさん率は高そうです。)そういった客層も影響しているでしょう。

BABYMETAL 幕張メッセ

そもそも接触やSNSもなく、パフォーマンス主体でヒットを飛ばしているわけですから、もともとターゲットとしている市場や戦略がアイドルとは異なりますね。(冒頭でも述べましたが)

BABYMETALが結成される前にメンバーが所属していたさくら学院はアイドルに分類されますが、これも接触はほとんどないようです。

十代の女の子が歌って踊るという共通点はあっても、そのビジネスモデル戦略の違いでファンの特徴が変わってくるということでしょか。

まねきケチャの場合は、アイドル市場にガチンコで挑み、その市場で成功しているグループに分類されると思います。これからもっと大きくなっていくのではないでしょうか。

 

ファンの数やグループの活動、ライブの会場などが大きくなっていくと、荒れる現場は荒れない現場へと変わるでしょうか。

現在、活動規模が大きいグループをいくつか見てみると、48グループは握手会をやっていますし、ももクロだって昔は接触イベントをやっていました。でんぱ組だって、ハロプロだってそう。

これらのグループにおいても接触やSNSを通してファンと交流があり、中にはもちろんピンチケと呼ばれるヲタクがいたし、今もいるでしょう。荒れる現場もあったし、今でもあるのではないでしょうか。

ある程度活動規模が大きくなり、ファンの数も増えていくと、荒れない現場へと変わっていく傾向はあると思います。

それは、接触イベントの制限・縮小とファン全体に占めるピンチケ/厄介ヲタ率の縮小・他界があると思います。

ファンの数が増えれば、接触イベントの開催が物理的に困難になっていくことは容易に想像できます。

アイドルと繋がっていた“線”が太かったものからだんだん細くなり、気持ちが離れていくでしょう。これを機に、現場から離れていくヲタクが少なからずいると思います。

 

それからファンの客層が広がると、年齢層も男女比率も変化します。ピンチケ/厄介ヲタの比率は圧倒的に小さくなり、アイドルとの“距離”が遠くなりますこれも気持ちが離れる原因でしょう。

アイドルと繋がっていた線が細くなっても、距離が遠くなっても離れないヲタクもいると思います。それはそのグループの楽曲やパフォーマンスが好きで応援しつづけることだと思います。

アイドル側も、たとえ接触やSNSを通じて獲得したファンであっても、離れさせないよう、パフォーマンスのクオリティを向上させ、成長や変化を見せていかなければならないと思います。

僕はまねきケチャにもっと活躍してほしいし、活動規模も拡大していってほしいと思っています。

その結果、接触イベントが無くなるとすれば、それは寂しいですが、まねきケチャの曲やパフォーマンス・ヲタクのコール/ミックスが好きという点は接触が無くなっても変わらないと思います。

現場が荒れることなく、客(ヲタク)もアイドルも運営も皆が満足できる活動ができるのがベストだと思います。

BABYMETALとの比較におけるまとめ

BABYMETAL さいたまスーパーアリーナ

 話がそれましたが、まねきケチャの現場がなぜ荒れるかをBABYMETALと比較したまとめは、『「接触」「SNS」によるメンバーとの繋がりが「ガチ恋」「推し」等の「想い」を生み、その「想い」を乗せて沸くスタイルが荒れる現場を作り出してしまう』と考えます。

ここで、ちょっと待てよ。「接触」や「SNS」もあって、「ガチ恋」してるヲタクもいるアイドル現場で荒れない現場はいくらでもあるじゃないか。というご指摘があると思います。

そこで次はアイドルストリートのわーすたと比較してみたいと思います。

わーすたのファンとの比較

わーすたも、まねきケチャと同様、現在のアイドル業界で活躍めざましいグループです。最近ではまねきケチャ と わーすたのコラボステージもありました。個人的には高まりました。

わーすたも、まねきケチャ同様、接触イベントが開催されますし、SNSも活用しています。もちろん「ガチ恋」患ってるヲタクもいるでしょう。

それでも、わーすたの現場では、荒れることは少ないと思います。実際、僕が観に行った完全なるライブハウスツアーin名古屋でも荒れることは無かったです。(推しジャンは多少あったかもしれません)

わーすた ツアー名古屋

わーすたの現場はあったかい雰囲気です。

ちいさなちいさな」という曲のときなんかは、隣のおじさん・おにいさんと手を繋いで、手を振りながら横に揺れたりするんです。なんて微笑ましくキモい光景でしょうかww。荒れるはずがありません。

また、わーすたの場合、ライブ動画がたくさん出ているので見ていますが、その動画を見ても荒れた現場は確認できていません。

この違いは何なのか。 僕が考える要因は、「ストリート生から結成された」ことが関係していると思います。

わーすたの所属するavexiDOL Street(アイドルストリート)というレーベル/プロジェクトにはストリート生というメンバーが存在します。

デビュー前の下部組織という位置づけのストリート生の中から、わーすたやGEMなどのメンバーが選抜され、グループが結成されています。

このストリート生時代の活動を見てきたヲタクたちが、そのままわーすたのヲタクとなり、その数がある程度存在しているのではと思います。

ストリート生のメンバーは小中学生が中心で、そのヲタクたちは年齢層が高いようです。「推し」というスタンスはあると思いますが、「ガチ恋」を患うことはないのではと思います。

その応援スタンスは自分をアピールするようなものでなく、「見守る」スタンスではないかと思うのです。その見守る系であれば、過激な言動は起こらず、荒れることは無いといえます。

 

その他、まねきケチャとわーすたを比較して感じることは、まねきケチャにおいては、メンバーの言動(SNS含む)がピンチケの厄介行為を煽っているように感じるときがあります。

メンバーのツイートに対するリプを見てみても、女の子に向けて放つ言葉とは思えない言葉がリプされていたりします。

曲の歌詞や世界観にもそうしたことが言えるかもしれません。「ガチ恋」の症状を深めるような世界観が見えます。

 

あとは運営側の対応にも違いがあるかもしれません。

わーすたと同じアイドルストリートに属するGEM」の名古屋ワンマンに参加したとき、最前で推しジャンしていたヲタクがいましたが、かなり早い段階で、スタッフが注意に行っていました。

まねきケチャもBONSという警備員を配置してピンチケ排除に取り組んでいるようですが、着手が遅かったのではないでしょうか。もっと早い段階で現場をコントロールできる運営が必要だったかもしれません。

そこは運営会社の大きさ・経験(ノウハウ)・スタッフの数にも影響するでしょうが。

 

あとは無銭イベントへの参加率でしょうか。まねきケチャとわーすたを比較するとまねきケチャの方が無銭イベントへの参加率は高そうです。

もちろん新規ファン獲得のためには無銭イベントはもってこいかと思いますが、同時に厄介ピンチケも多く寄せ付けてしまう可能性があります。

わーすた ツアー名古屋

わーすたとの比較におけるまとめ

わーすたは、デビュー前のストリート生のときから応援し続けるヲタクが一定数いる。そのヲタクは年齢層が高く、見守るスタイルで「推す」「支える」という傾向にありそう。

まねきケチャは、メンバーの言動やSNS、曲の歌詞や世界観がビンチケを引き付ける。「ガチ恋」度を高める。運営スタッフのピンチケ厄介行為排除への対応具合。

これらの違いによって同じアイドルで接触やSNSがあっても、その現場は異なる盛り上がりになっているのではないでしょうか?

おわりに

今回、個人的になぜ荒れる現場と荒れない現場が生まれるのかが気になって、自分の経験や体験に基づいて、考察し記事にしてみました。かなり推測の部分も多いですが

一度自分の考えを整理しておきたかったという思いもありました。

日本の“アイドル”と“ヲタク”は文化だと思っています。その成り立ちや今後の発展にはとても興味があります。

と同時に理解できないことや不思議でしょうがない部分が多々あります。ネットで調べて諸説見て納得したり、理解することもありますが、ネットに無い(見つけられないだけ?)情報もあります。

そんなときは自分なりに考えてみて、こうして記事に残そうと思います。

いやぁアイドルとヲタクは奥が深い

 

 

サイリウム・ペンライト

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