マイホームの引渡し前に施主検査があった。(竣工検査とも呼ばれる)
そこで指摘した項目を写真付きで紹介する。
施主検査ってどこを見ればいいの?どこまで指摘していいの?と疑問に思う方が多いだろう。
そんな方に私の経験が役に立てばうれしい。
結論を言うと、気になった所はすべて指摘するべきだ。
私は隅々までチェックしてたくさん指摘した。
これから施主検査を受ける人は参考にしてほしい。
ちなみに、”施主”の読み方は”せしゅ”が正しい。”せぬし”と読んでいた自分が恥ずかしい。
Contents
内装のチェック箇所
主に以下の内容を指摘した。
- クロス(壁紙)のふくらみ・隙間・傷
- 巾木の傷
- コーキングの汚れ
- 窓枠・額縁・サッシの傷
- 扉・ドア
- 床のへこみ
- シューズクローク
ひとつずつ写真で見てみる。
クロス(壁紙)
クロスはふくらみや傷、繋ぎ目の隙間などたくさん指摘した。
▲クロスのふくらみ
▲クロスが浮いてふくらんでいる
▲クロスのふくらみ
▲クロスの汚れ
▲クロスの傷
▲クロスの継ぎ目に隙間がある
継ぎ目の隙間は1箇所にとどまらず、各部屋で見られた。
一番多く指摘した箇所かもしれない。
クロスの模様によっては、継ぎ目が目立って見える場合もあるらしい。
遠慮なく住宅メーカーに指摘しよう。
クロス屋さん(職人さん)が来てやり直してくれるゾ!
巾木(はばき)
巾木ってどこ?何?と聞き慣れないだろう。
巾木は壁の下の方にある出っぱり。床と壁の接合部。
写真を見ればココかと分かるはず。
▲巾木に傷が付いている
▲巾木と床の接着(コーキング)仕上がりに不満
こういう所もくまなくチェックしよう!
コーキングの汚れ
壁と棚の接着部分など、隙間を埋めるためのコーキング。
ここが汚れていて、仕上がりに満足できない箇所があった。
▲コーキングの仕上げ不足
こんなカンジでコーキングが黒ずんでいたので、指摘した。
窓枠・額縁・サッシの傷
窓の周りってなんと呼ぶのか、名称があいまいだが、以下の箇所をした。
▲サッシの傷
ここはサッシ。框(かまち)とも呼ぶらしい。
この傷は職人さんが来て直してくれた。
▲窓枠の傷
窓枠とか額縁と呼ぶらしい。
窓の下がニッチになっている(凹んでいる)箇所で、建材に傷があったので指摘した。
扉・ドア
扉やドアは木材を使って製作してもらった。
その木材に気になる箇所があったので指摘。
▲木材のトゲ・ささくれ
トゲやささくれがあったので指摘した。その場で削って直してくれた。
▲扉の模様が気持ち悪い
扉に使われた木の模様が「気持ち悪い・怖い」とハウスメーカーに伝えたら、扉ごと交換してくれた。
言ってみるもんだ。
床のへこみ
1階はチークの無垢材、2階はフローリング材。
よく見るとへこんでいる箇所があったので指摘。
▲無垢材の床にヘコみ(付箋の先)
写真のようにヘコみがあった。引越し前なので、自分が物を落としたわけではない。
最初からへこんでいたので直してもらった。
しばらく暮らして分かったが、こんなヘコみは無数にできる。
物を落とすたびに床のヘコみは増すばかり…
無垢材の宿命だと割り切っている。
▲フローリング材の床にヘコみ(付箋の先)
こちらはフローリング材の床。
ここも入居前からへこんでいた。
無垢材の床もフローリング材の床も職人さんが来て直してくれた。
ヘコみの跡形もなく、キレイに直ってビックリした。
シューズクローク
シューズクロークの棚の角がトガッていて、危険だったので直してもらった。
足をぶつけたら怪我しそうだったので。
▲角がトガッて危ない
こういう場所もよく見て、気になるところがあれば指摘するべし。
外装のチェック箇所
外装については主に以下の内容を指摘した。
- 塗り壁の汚れ
- ガルバリウムの傷
- ガルバリムの汚れ
- 網戸の汚れ
- カーポートの傷
- 庭の人工芝 仕上げ不良
以下に実際の写真を載せる。
外壁
外壁は汚れや傷など、たくさん指摘した。
言い始めればキリがないくらいだったので目立つところだけ指摘した。
▲塗り壁の汚れ(粘着物が付着)
▲塗壁の汚れ
▲ガルバリウム外壁の傷
▲ガルバリム外壁の傷
ガルバリウムの傷は上から同系色の色を塗って補修してくれた。
完全に同色ではないので、直したところがよく分かる
▲ガルバリム外壁の汚れ(鉛筆の跡)
ガルバリム外壁には鉛筆でマーキングした跡がたくさんあった。
位置を出すための直線と思われる。
全部指摘して消してもらった。
▲網戸の汚れ
カーポート
▲カーポートの傷
庭
庭は人工芝を敷いた。
その人工芝の仕上がりが不格好だったので指摘。
▲人工芝の端っこが不格好
人工芝の端がめくれ上がって不格好だったので直してもらった。
おわりに
以上、我が家が新築の引き渡し後に施主検査で指摘した箇所をご紹介した。
気になる所は、直せる・直せないに関係なく、全部伝えることが大事と感じた。
遠慮は禁物だ。
気持ちよく入居できるように施主検査を活用しよう。