田んぼを造成⇒宅地にして家を建てる時の6つのポイント

田んぼを造成⇒宅地にして家を建てる時の6つのポイント マイホームの紆余曲折

マイホーム新築に向けた土地の工事が始まりました。

新築予定の土地は田んぼを造成して宅地へ農地転用する必要があります。

その造成工事が始まったのです。

地方(田舎)ではよくある光景ではないでしょうか。

  • 田んぼを埋め立てて家を建てるってどうなの?
  • 地盤は緩い?
  • 土地は安いの?
  • 広いの?

など、いろいろと考え悩みました。

この記事では、田んぼを造成した土地に新築を検討されている方へ、私の経験談や検討した内容をご紹介します。

地盤は緩いので改良工事が必要

田んぼってことは水が引いてあるわけです。

何十年も繰り返し稲作されてきた土地です。

ということは地盤は緩いんじゃないかって容易に想像がつきますね。

そう、田んぼの地盤は緩いため、地盤改良工事が必須です。

必須と言っても地盤調査で改良工事は不要という結果が出れば、もちろん工事は不要です。

その場合はラッキーですね。

改良工事の費用が浮きます。

まあ、ほとんどの田んぼは地盤が緩いんじゃないかな…

田んぼは昔からずっと 田んぼであることが多いですからね。

新しい田んぼであれば話は別かもしれません。

田んぼに限らず、地域的に地盤が緩いことが影響していることもあります。

私が予定している土地は水に浸かりやすい地域にあって、過去に大雨や川の氾濫で浸水したことがある場所です。

何十年も前で私が生まれる前ですが。

なので、水が溜まりやすい地域なのでしょう。

ゆえに、なおさら地盤は悪いのです。

ちなみに、地名(住所)に水が連想される漢字が使われていると、そこは昔、水に浸かった土地である可能性が大です。

ここ数年、異常気象とも呼ばれる局地的大雨をニュースで目にする機会が増えましたが、家を建てたら他人事ではないと思っています(汗)。

埋め立て前に土地を寝かせる必要無し

いくつかのハウスメーカーや工務店で聞きましたが、これについては「寝かせる必要無し」という答えで満場一致でした。

稲刈りが終わって水が引いたらすぐに造成工事が開始できるそうです。

昔の人は寝かせた方がよいと言ったようですが、今は寝かせる必要は無いというのが一般的です。

家を建てる位置に悩む 手前?奥?

田んぼって長方形なんです。

長方形の田んぼ一面を造成してその一角に1軒家を建てます。

通常、田んぼ一面を造成して家を分譲する場合、3軒〜4軒は分譲住宅が建ちます。

その広さの中に1軒だけ家を建てようとしています。

もちろん一般的な大きさの家です。

(田んぼ一面全部を使うような広い家なんて、建てられませんw)

さて、この広い土地の中で一体どこに家を建てるか。

これが悩みどころなのです。

土地は南北に長い長方形で南側に道路が通っています。

この、

  • 南側の道路に近い方を「手前」
  • 南側の道路から遠い方を「奥」

と表現して、それぞれの場所に建てる「メリットデメリット」を記載します。

田を造成して手前か奥に家を建てる

▲奥と手前の配置図

ちなみにうちは「手前」に建てることにしました。

なぜなら、南側の道路にすぐ出られる方が利便性が高いと判断したからです。

手前に建てるメリット

  • インフラ工事の費用が安い。
    手前だと電気・水道・ガスなどのインフラを家まで引き込む距離が奥より短いためです。
  • 道路に出るまでの距離が近い。
    ごみ出しの際、ごみ収集場所までの移動距離が奥に建てるより短いです。また、冬に雪が積もった際、道路に出るまでの雪かきが少なく済みます。
  • 日当たりがよい。
    一番南側に建つので、南隣に家が建つことがありません。ですから奥に建てるより日当たりはいいですね。

手前に建てるデメリット

  • 横幅いっぱいに土地を使えない
    奥に家が建つ可能性があるので奥への侵入路が必要です。2〜5mの道幅を残す必要があるので、その分、幅を狭くした敷地に家を建てることになります。
  • 奥に家が建ったとき、奥の住人が家の横を通る。
    奥の住人が道路に出る時は家の横を必ず通りますから、奥側の住人が出入りするたびに気配を感じることになります。
  • プライバシーが気になる。
    目の前が道路になるので視線が気になります。住宅街なので交通量は少ないですが、視線は気になるポイントかな。

奥に建てるメリット

手前に建てる場合のデメリットの逆になりますが

  • 横幅いっぱいに土地を使える。
    一番奥になるので家の横を道路にする必要はありません。
  • プライバシーが保たれる。
    道路から距離があるので、視線や騒音が気にならない。

奥に建てるデメリット

インフラ工事の引き込み費用が高くなる。

道路に出るまでが遠い(ごみ出し・雪かきが大変)

南側に家が建つと日当たりが悪くなる。

これらのメリット・デメリットを考えて、我が家は「手前」に建てることにしたのです。

奥の敷地は旗竿地になる?

奥に家を建てる場合、進入路と建築エリアを眺めると、「旗竿地」の形状になります。

旗竿地でググッてみるとスゴイ敷地に建ってるなっていう家の写真がいっぱい出てきます。

進入路に縦列駐車するしかないケースとか。

今回のように、田んぼの奥側に家を建てる場合、旗竿地にはなりますが、世間で言う旗竿地とは異なると感じました。

一般的な旗竿地はもっと住みにくそうです。

田んぼを埋め立てた土地は安い

田んぼを埋め立てた土地はどうやら安いようです。

前述にもあるように地盤が緩いことが関係しているでしょう。

うちの建設予定地の周辺でもどんどん田んぼが造成され分譲住宅になっています。

土地が安くて人気が出ているそう。

水害にあいやすい土地柄であるうえ、駅は遠くて、交通の便は悪い場所です。

車がないと生きていけないエリア。

それにも関わらず、どんどん家が建つということは、みんな土地の安さに惹かれてやってくるのでしょうか。

はたまた、住みたいエリアに土地が空いておらず、やむなく。というケースでしょうか。

造成・地盤改良工事の費用は…

面積や地盤調査の結果にもよるので具体的な金額は言えませんが、私の経験から言えることはただ1つ。

大手ハウスメーカーに造成を依頼するのはやめようということです。

大手ハウスメーカーで田んぼの造成費用を見積ってもらいましたが、実際に工事してもらった業者の約3倍の金額でした。

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大手ハウスメーカーの営業マン自身も、

「うちで頼むと高くなる。他をあたってもらったほうが絶対安いからそうしてほしい」

と言ったくらいですからね。

大手ハウスメーカーが造成する場合、工事に関する様々な基準が一般の業者より厳しくて、その基準を満たすために工事費用が高くなるそうだ。

だから田んぼの造成工事は大手ハウスメーカーで頼んじゃダメ。ゼッタイ。

地盤改良工事については、建物本体工事とセットになることが多いのでマイホームの建設業者と同じところで実施すると思います。

おわりに

田んぼを造成して家を建てるときに検討すべき6つのポイントを紹介しました。

  1. 地盤改良工事が必要
  2. 土地を寝かせる必要は無し
  3. 家を建てる位置を考える
  4. 奥の敷地は旗竿地になる
  5. 田んぼを埋め立てた土地は安い
  6. 造成工事はハウスメーカーだと高い

私が田んぼを埋め立てて宅地にしたときに検討したのがこの6つです。

前述でも少し触れましたが、ここ数年、周りの田んぼも埋め立てラッシュです。

本当に家が増えました。

現在進行形で増えていっています。

こういう地域は他にもあるのかな。

駅周辺や利便性の良いところは、もう住宅が飽和していて、新築を購入しようとすると、少し田舎の方で検討せざるを得ないのかも知れません。

それにしても田んぼがどんどん住宅に変わっています。

お米は大丈夫なのか?!

お米大好きマンなんで、ちょっと心配。

田んぼの埋立地とはいえ、徐々に土地の価格も上がっていきそうです。

みなさんの住んでいる地域はどうですか?家増えていますか?

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