この記事では30代の私が、結婚・出産で家族が増えたことをキッカケに見直した生命保険の内容をご紹介します。
とりあえず保険に入っているけどどう見直せばいいの?
と悩みますよね?
そんな既婚の30代男性にぜひ読んでもらいたい記事です。
これから結婚を控える独身男性にも参考になると思います。
私が見直し&加入した生命保険は以下です。
- 死亡保険
- 収入保障保険
- 終身保険
- 医療保険
- 学資保険
3つの保険について、記事の中で詳しくご紹介します。
ちなみに、生命保険の種類は以下のサイトが分かりやすいです。そもそも生命保険ってなんだっけ?という方は一度ご覧ください。
Contents
生命保険│見直し前の内容
見直し前は大手生命保険会社(第一生命)の保険に入っていました。
死亡保障、医療保険、終身保険などがセットになったプランです。
これがなかなか分かりづらくて、契約書を読んだだけではどんな時にいくらもらえるのか理解できませんでした。
簡単に書くとこんなカンジです↓
- 死亡保障:約2,000万円
- 医療保険:一時金約100万円、入院日額5,000円
- 終身保険:50万円
これで保険料は月々約11,000円。
独身のときは、この保障内容で十分でした。
生命保険│見直しのキッカケ
見直しのきっかけは結婚して子どもが誕生し、家族が増えたことです。
今の生命保険で十分なのか?
と不安になったのです。
そこで、まず、加入していた大手生命保険会社の保険で、保障内容を上げたらどうなるか見積りを取りました。
死亡保障を3,000万円に上げてみると…
- 死亡保障:3,000万円
- 医療保険:一時金150万円、入院日額5,000円
- 終身保険:30万円
- 保険料:月々約 14,000円
となりました。
月11,000円が14,000円に上がるのか。高くなるなー
という印象。
この保険は定期保険というタイプで、定期=期間が決まっていて10年契約になっています。
10年間はこの内容が保障されるということ。
10年経つと契約更新となり、保険料がかなり高くなります。
(もちろん、保障内容を見直して保険料を下げることができます。)
大手生命保険会社の見積りを見たところで、他社の保険はどうか?
と気になって、保険ショップの窓口へ相談に行くことにしました。
元々保険に無頓着だった私が、このときは色々調べて保険相談窓口に通いました。
その結果、加入していた大手の生命保険を解約して、別の新たな保険に入ることにしたのです。
元々入っていた生命保険は、死亡保障、医療保険、終身保険がセットになったプランでした。
まず、このセットプランをやめました。
それぞれ保障内容ごとに、個別の保険に入ったのです。
どんな保険に入ったか?入り直した保険をご紹介します。
死亡保険の見直し│目的別で2つに加入
死亡保険は収入保障保険と終身保険の2つに加入しました。
- 収入保障保険:月々に分割して受け取り
- 終身保険:まとまったお金を一括で受け取り
収入保障保険
収入保障保険は給料のように毎月もらえる保険です。
これを残された家族の生活費にするべく加入しました。
終身保険
一方、終身保険は、万が一(死亡や高度障害)のとき、まとまったお金が受け取れます。
これは自分の葬儀代に使うことを想定して入りました。
また、終身保険は貯蓄型にしたので、万が一がなくても満期を迎えれば返戻金がもらえます。
これを老後の生活資金に使おうという目的もあって入りました。
終身保険はドル建てや学資保険の代わりもある
終身保険はドル建てを勧められたり、学資保険の代わりとしてもおすすめされます。
私は両方断りましたね。
終身保険については以下の記事でまとめています。ぜひご覧ください。
死亡保険に複数加入して大丈夫?
死亡保険は収入保障保険と終身保険の2つに入りました。
- 複数の死亡保険は不要なのでは?
- 2つも保険に入って無駄なんじゃない?
と思われるそこのあなた。死亡保障が足りているかどうかが大事です。
足りていなければ複数入ってもいいと思います。
私が2つの保険に入った理由を以下に綴りました。参考になればと思います。
医療保険の見直し│安いものを選ぶ
医療保険は「いらない」「不要」ということをよく聞きます。
ですので、入るべきなのか悩みますね。
私は「医療保険の必要性は低い」と感じながらも、医療保険に加入しました。
必要性は低いと思っているので、できる限り安い保険に入りました。
選んだのは、オリックスの新キュアです。
上の記事で、医療保険に入った理由を詳しく紹介しています。
医療保険に加入するかどうかお悩みのあなたは必見です。
学資保険に加入│返戻率で選ぶ
子供の学費・進学費用として学資保険に入りました。
あれ?生命保険の記事なのに学資保険?学資保険って生命保険なの?
とお思いの方がいるでしょう。
死亡保障がついていれば、学資保険も生命保険の一種なんですよ。
学資保険を探していた時、保険ショップの窓口で相談すると、終身保険を勧められました。
終身保険の方が利率が良く、返戻金がたくさんもらえるケースがあります。
私はといえば、終身保険は断り、別の学資保険に入りました。
別の学資保険の方が利率が良く、返戻金も多かったからです。
どんな学資保険か?というと、
明治安田生命のつみたて学資です。
学資保険はいつ入るべきか?月々いくらの支払いなのか?気になりますよね。
私が加入した学資保険について、上の記事で紹介しています。
学資保険選びでお悩みの方に参考になればと思います。
生命保険の見直し│保険料はどうなった?
見直しによって変わった保障内容は下表のとおりです。
見直し前 | 見直し後 | |
---|---|---|
死亡保障 | 2,000万円 | 約5,000万円 (収入保障保険) |
医療保険 | 一時金 約100万円 入院日額 5,000円 | 一時金 約50万円 入院日額 5,000円 |
終身保険 | 50万円 | 300万円 |
学資保険 | ─ | 300万円 |
さて、これで月々の保険料はどうなったでしょうか…
見直し前 | 見直し後 | |
---|---|---|
死亡保障 | 約11,000円 | 約5,400円 |
医療保険 | 約4,500円 | |
終身保険 | 約6,000円 | |
学資保険 | ─ | 約15,000円 |
合計 | 約11,000円 | 学資保険除く 約15,900円 |
学資保険は新たに入った保険なので見直し前との比較から外します。
そうすると保険料は合計で「月々11,000円⇒15,900円」となりました。
結果、保険料はトータルで月々約16,000円。+5,000円のアップです。
見直し前の保険で死亡保障を3,000万円に上げると「月々11,000円⇒14,000円」。
これをベースにしても月々14,000円⇒16,000円でプラス2,000円ですね。
おいおい、保険料上がってるじゃん、大丈夫かよ!?
って言いたい気持ちです。
家族が一人増え、生活費が苦しいなか、保険料は抑えたい思いで見直しに入ったのですが、結局、保険料は上がってしまいました。
ただし、保障内容で比べると、差額以上に手厚い保障になったと思います。
つまり、万が一(死亡や高度障害)の場合に残された家族の安心は高まったと言えます。
それに納得できたから、保険料が上がっても契約に至ったということになります。
生命保険の見直し│相談窓口に4回通った
生命保険の見直しは保険ショップに相談しながら進めました。
見直し前の保険をベースに、保障内容は下げないように相談しました。
保険ショップの相談窓口に通った回数は合計4回。
分からないことを質問したり、自分で調べた保険について聞いてもらったり。
ライフプランの相談もしたりと、いろんなことを相談できました。
相手は保険のプロですから、業界の話や口コミ、他のお客さんの傾向など、たくさんの情報を元に自分に合った保険を提案してくれます。
とても親身でしたし、心強かったですよ。
もしあなたが保険の見直しを考えはじめたなら、ぜひ一度、保険ショップで相談してみてください。
私自身、保険の見直しは初めてでしたが、これほど保険のことを考えたのは人生で初めてです。
保険のことを調べていると、
何が正解なのか?どうしたらいいのか?
が分からなくなることがありました。
途中で、「もういいや。見直しはやめよう…このままでいいや。」なんて思ったことも何度かありました。
どこの保険にすべきか、本当に判断が難しかったからです。
でもここで見直さなければ、次いつ見直すんだ!?と思い、「意地でも保険を変えてやろう」と思って変更しました。
私の経験上、もっと早く保険相談窓口に行っていればよかったと思いました。
保険に悩んだら、プロに聞くのが一番簡単で手っ取り早いからです。
悩んでいる時間がもったいなかったなと思いました。
おわりに
30代・既婚・子持ちの男性である私の生命保険見直しについて、ご紹介しました。
保険見直しはタイミングも大事ですね。
私が保険の見直しをした時は、マイナス金利政策の影響で一部の保険で保険料が上がることが決まっていました。
だから、保険料が上がる前に、安いうちに、保険を見直そう!と決心して進めることができました。
この記事をお読みのあなたも「保険を見直したい」と思ったら、そのまま行動に移すといいですよ。
今しかない!と勢いで相談してみましょう。
重い腰を上げるのは大変ですが、ネットで予約できるので簡単です。まずはお近くの窓口を予約してみましょう。
必ず良い保険が見つかりますよ。
生命保険ってどんなものに加入すればいいの?